マツゲン箕島の152キロ右腕・奥田貫太投手、指名漏れの悔しさ胸に「諦めない」 楽天1位・藤原投手の先輩右腕

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今秋のドラフト候補としてNPB球団からも調査書が届いていたマツゲン箕島硬式野球部の最速152キロ横手投げ右腕・奥田貫太投手(24)は、指名漏れという悔しい結果に終わった。ドラフト後の初登板となった28日の社会人日本選手権開幕戦では2回1失点と実力を発揮できなかったが、「諦めずにプロを目指す」と来年の雪辱を誓った。

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ドラフト後初登板は2回1失点

ドラフト解禁年として「勝負の年」と位置付けていた今シーズン。しかし、23日のドラフト会議で奥田貫太投手の名前が呼ばれることはなかった。

気持ちを切り替えて臨んだ社会人日本選手権の開幕試合・東京ガス戦。先発を任されたが、2回を投げ5安打を浴び1失点で降板。「先発を任せてもらったのにふがいない結果に終わった。この結果が今の自分の実力だと思います」と、悔しさを噛み締めた。チームも2-5で敗れ、ドラフト後の初戦を白星で飾ることはできなかった。

楽天1位・藤原の2学年先輩「負けていられない」

奥田投手は花園大学出身で、2学年後輩にあたる藤原聡大投手は、今秋のドラフトで楽天から1位指名を受けた。身近な後輩が夢を掴んだことで、その思いは一層強くなる。「負けていられない。自分も諦めずにプロを目指してやっていきたい」と、大卒3年目となる来シーズンでのリベンジを力強く誓った。

奥田投手もやはり社会人野球の中で、その投球が評価される投手の一人であることは間違いない。しかし、今の社会人野球はドラフト会議での指名が多くなく、ドラフト上位クラスの選手か、または体のサイズや球速がある投手などが下位指名をうけるくらいで非常に厳しくなっている。

特に来年は大学卒3年目ということで、勝負の年になるのは間違いなく、周囲が一致して認めるような投球を見せる必要がある。夢を叶えるための来年1年間を注目したい投手の一人で、花園大出身の先輩だが、藤原投手の背中を追う姿を見続けたい。

奥田 貫太 プロフィール

  • 氏名:奥田 貫太(おくだ かんた)
  • 所属:マツゲン箕島硬式野球部
  • 出身:花園大学
  • ポジション:投手
  • 投打:右投(横手投げ)
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト候補。大卒2年目。最速152キロのサイドスロー右腕。楽天1位・藤原聡大投手の2学年先輩にあたる。
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第50回社会人野球日本選手権大会が28日、大阪市内の京セラドームで開幕し、開幕試合に臨んだマツゲン箕島硬式野球部は東京ガスに2―5で敗れた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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