明大も2年生の柳裕也投手が先発し勝利、野手も熾烈なポジション争い

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 明治大は昨年秋に防御率リーグ2位だった3年生・上原健太投手ではなく、2年生の柳裕也投手が先発して5回2安打10奪三振の好投を見せた。野手も合計17人が出場し、チーム内の熾烈なポジション争いが繰り広げられている。

145km/h記録で10奪三振

 柳裕也投手は昨年の新人戦で好投を続けると、明治神宮大会では初戦の道都大戦に先発し、5回を4安打5奪三振で無失点に抑えて勝利を挙げるなど、明治の次世代を背負うエース候補である。しかし、明治には3年生で、昨年の東京六大学リーグで防御率0.88で2位となった190cmの大型左腕・上原健太投手がいる。

 この日の先発は柳投手だった。柳投手は最速145km/hを記録し、東大打線を5回まで2安打10奪三振と快投で、リーグ戦初勝利を手にした。「自分の持ち味の外角低めへの直球がよかった」と話した柳投手、昨秋の明治神宮大会で勝利した経験で「あの時の経験が生きた。浮足立つことはなかった」と自信をつけていたようだ。

 

上原健太投手はリリーフ

 上原健太投手は3番手で登板し、3回を2安打5奪三振で無失点に抑えるさすがの投球を見せた。昨年も関谷亮太投手や山崎福也投手が先発をし、リリーフで登板することは多く、これまでリーグ通算で5勝3敗と勝ち星は多くない。しかし1年秋には28イニングを投げ、昨年秋も30回2/3を投げている。

 来年のドラフト1位は確実視されており、そろそろ先発として一本立ちをさせて欲しいという思いもあるが、山崎福也投手、上原健太投手、柳裕也投手、星知弥投手といった豪華投手陣が揃う明治大では、先発をする事さえ難しい。

 

野手のポジション争い

 この日は初回に6点を取った事もあり、スタメンで最後まで出続けたのは高山俊選手と菅野剛士選手のみ。その他のスタメンメンバーは途中で交代をしている。内野手では4年生でドラフト候補の糸原健斗選手がケガの為フル出場はできない。この日も3年目の宮内和也選手、2年目の石迫悠摩選手、1年生の竹村春樹選手がショートのポジションにつくなど、正遊撃手の争いをしている。

 また外野でも残り一つのポジションを巡り、2年目の萩原英之選手、海部大斗選手などが争いをしている。捕手でも大学日本代表にも入った坂本誠志郎選手と、2年目の佐野恵太捕手が争いをしている。

 抜群の選手層を誇る明治大は、来年以降を見据えながらリーグ戦を戦う力がある。その点で東京六大学の他のチームより頭一つ抜き出ている印象がある。

 

 明大は横浜高出身の2年生右腕・柳が、リーグ戦初先発で初勝利を挙げた。最速145キロの直球を軸に5回を無失点。10三振を奪う内容に「自分は三振を取る投手ではないけど、結果的に取れているのはいいこと」と喜んだ。昨秋の明治神宮大会では初戦の道都大戦で5回を無失点に抑え、勝利投手に。「あの時の経験が生きた。浮足立つことはなかった」と納得の表情だった。

 リーグ戦初先発の2年生右腕・柳が東大を相手に10三振を奪う快投を演じた。大差がついたため、5回でお役ご免になったが、2安打1四球無失点で初勝利を飾った。最速は145キロをマーク。「自分の持ち味の外角低めへの直球がよかった」と声を弾ませた。3連覇に向け、新戦力として期待されるが、「次も丁寧に」と控えめだった。

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