早大・佐々木孝樹選手はJR東日本でプロ入り目指す

早大, 佐々木孝樹

 昨年のドラフト候補だった早大主将の佐々木孝樹外野手が、JR東日本で2年後のプロ入りを目指す。

 佐々木選手は50m5.7秒の俊足があり、1年生の春から公式戦に出場すると3年生となった2011年の春は打率.320を記録した。

4年生になると主将としてチームを引っ張り、チームは春季リーグ戦で優勝し、全日本大学野球選手権で優勝を果たした。

 佐々木選手も「春の成績次第ではプロにいける」とプロ入りを目指し、明大戦では延長10回に優勝を決めるタイムリーヒットを放つなど活躍を見せていた。順調かと思われたがシーズン最後に行われる早慶戦で本塁突入の際に左足を骨折し「頭が真っ白で何も考えられなかった」と話した。

 大学選手権は当然出場できず、秋季リーグ戦にも出場できなかったが、最後の早慶戦で代打として打席に立つと大歓声に迎えられた。ドラフトで指名されることも無かったが、これでようやく大学野球を卒業でき、社会人に気持ちを切り替えられた。

 佐々木選手は、昨年、都市対抗、日本選手権で準優勝しているJR東日本でプレーし「2年後プロに行きたい」と話す。俊足巧打にリーダーシップを持つ佐々木選手が、優勝まであと一歩の所にいるJR東日本でも優勝に貢献できれば、2014年のドラフト会議で名前が呼ばれる事になるかもしれない。

 

 東京六大学リーグと東都大学リーグの4年生の進路が8日までに、ほぼ出そろった。早大で主将を務めた佐々木孝樹外野手は社会人野球のJR東日本入り。2年後のプロ入りを目指す。

 

 昨年の春季リーグ・慶大戦、本塁クロスプレー。高く浮いた返球にジャンプした捕手の体が、すべり込んだ佐々木の左足へのし掛かった。左すねの脛(けい)骨と腓(ひ)骨を複雑骨折し「頭が真っ白で何も考えられなかった」と振り返る。50メートル5秒7のドラフト候補は「春の成績次第でプロに行ける」と春季リーグに懸けていた。シーズン終盤の明大戦延長10回、優勝に導く決勝タイムリー。手応えをつかんだ矢先の骨折だった。全日本大学選手権でチームが日本一になるのを、病院のベッドから見守ることしかできなかった。

 

 「社会人からプロを目指す」と気持ちを切り替え懸命にリハビリ。2か月の入院を経て、秋季リーグ最終カードの慶大戦、代打として打席に立った。結果は二ゴロ。一塁まで全力疾走もできなかったが、2万3000人の大観衆から拍手が降り注いだ。「甲子園で優勝したときより感動したかもしれない」

 

 12月6日からJR東日本の練習に合流。状態は5割程度だが「けがしたことも全部プラスに考えて、2年後プロに行きたい」と前を向いている。


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