中大・島袋洋奨投手が好リリーフ、専大・山田智弘投手148km/h記録も勝ち点奪えず

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 東都大学リーグの中大vs専大の試合は、4回に新城拓選手のタイムリー3ベースヒットで勝ち越すと、8回途中から島袋洋奨投手がリリーフし、1回2/3を無失点に抑えて勝利した。

 島袋投手は前日に136球を投げているが、この日も146km/hのストレートで1回2/3を1安打2奪三振無失点に抑えた。新城選手は興南高校出身で、島袋投手に憧れて中大に入学していた。新城選手は「憧れの先輩と一緒に野球ができるのは誇りです。一緒に優勝したい」と話した。

 島袋投手はストレートで押すピッチングで2三振を奪い、良い時のストレートの球威が出てきているようだ。昨年に故障するなど不安な面も見せたが、このまま故障をせずに来年秋まで投げる事ができれば、プロ球団も指名を躊躇する事はないだろう。

 専大のドラフト候補・山田智弘投手はこの日は7回から登板し、最速148km/hのストレートで2回1安打1奪三振無失点に抑えたが、チームは勝ち点を落とした。専修大は1部に復帰したものの、まだ勝ち点が無く、青学大と並んで最下位。次節の直接対決が重要な一戦となってくる。東都2部では拓殖大が優勝を決めており、入れ替え戦で待っている。

 ブルペンから、島袋が走ってマウンドへやってきた。2点リードの8回1死一、二塁。「自信のある球で勝負しようと思っていました」。15球のうち13球がストレート。9回まで投げきり、1回2/3を1安打2奪三振、無失点でチームの連勝と勝ち点2を呼び込んだ。

 連投は望むところだ。前日に9回を136球で完封し、2日連続の登板。「疲れはないと報告していました。気持ちだけは持っていました」。昨年は左肘の違和感で離脱したが、それもあって秋のリーグでリリーフを経験。「その経験が大きかった」と、心と体の準備はバッチリだった。

 同じ興南(沖縄)出身の新城拓(ひらく)二塁手(1年)が4回、右翼へ勝ち越し2点三塁打。「島袋さんがいるから」と中大に進学してきた。部内での過ごし方もアドバイスする後輩の一打に、先輩も燃えた。「昨日よりも球がいってたね。これで安心」と、秋田秀幸監督(58)も快投に満足げだ。

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