プロ野球は今日から交流戦に入る。セリーグ・首位の巨人はパリーグ首位の千葉ロッテと対戦し、いきなりの大一番となりそうだ。しかしその巨人vs千葉ロッテ戦には、大学野球時代からの因縁の対決がある。
2010年の大学野球選手権大会は、東洋大vs東海大の決勝となった。東洋大は3年生の藤岡貴裕投手が先発、東海大も3年生の菅野智之投手が先発、後にBIG3と呼ばれる3人の内の2人が対決する注目の試合となった。
試合は菅野投手が東洋大の鈴木大地選手にフェンス直撃の2ベースヒットを放つなど、東洋大打線が菅野投手を攻略し、菅野投手はマウンドを降りた。藤岡貴裕投手は決勝までに2本塁打を放つなど活躍していた伊志嶺翔大選手などを抑えて5安打完封勝利し全国制覇を成し遂げた。
伊志嶺翔大選手は2010年ドラフト1位で、藤岡貴裕投手は2011年ドラフト1位で、鈴木大地選手は2011年ドラフト3位で千葉ロッテに入団しチームメイトとなっている。菅野智之投手は1年間の浪人を経て2012年にドラフト1位で巨人に入団した。ローテーションを見ると、今日明日の千葉ロッテ戦で菅野投手の登板は無さそうだが、明日は藤岡貴裕投手の先発の可能性が高い。
対戦相手だった選手とチームメイトだった選手。プロ入りした4人が出会い、何を話してどんな戦いをするのだろう。
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