東都リーグ入れ替え戦、拓殖大が勝利し1勝1敗で最終決戦へ

大学野球ドラフトニュース2013年ドラフトニュース

 東都大学リーグの1部2部入れ替え戦の2回戦は拓殖大が専修大に逆転勝ちし8-3で勝利した。

 拓大は主将で5番DHの北條貴之選手が4回に3ランホームラン、7回にはタイムリー3ベースヒットを放つなど3打数2安打5打点を記録した。投げては佃勇典投手が打たせて取るピッチングで9回を5安打4奪三振3失点で完投した。

 北條選手はリーグ戦で打率.265、佃投手も3勝2敗も防御率5.40と良い成績ではなかったが、敗れれば2部残留となってしまうおお一番で力を発揮した。

 一方専大はドラフト候補の大型投手・山田智弘投手が4回5安打5失点と乱調、その後、大野亨輔投手、谷本憲哉投手、福田龍太投手が粘りを見せたものの敗れた。

 速球派が揃い、1年生でも有望な選手が入部した専大だが、まだ試合を任せるようなところまで来ていないようだ。拓大の初の一部昇格となるか、専大が残留を決めるか、最終決戦に臨む。

 2部1位の拓大が1部6位の専大に逆転勝ちし、創部85年目で初の1部昇格に逆王手をかけた。1点を追う4回に主将・北條貴之内野手(4年)の右越え3ランで逆転すると、5回にも4点を追加。3年生右腕・佃(つくだ)勇典が5安打3失点完投で逃げ切った。専大は1回戦で19安打18得点した打線が抑えられた。

 最後の秋にかける主将の一発で1部昇格に望みをつないだ。1点を追う4回1死一、二塁で5番・北條がフォークをとらえて右翼席へ。1回戦では18失点で大敗したが「今年のチームは悪い時でもすぐに切り替えられる」と胸を張り、自身も2安打5打点と大暴れ。3回戦で勝てば1929年の創部以来、初の1部昇格となる。「今までの入れ替え戦も2回戦を取った方が有利。最後の秋を1部でできるチャンス」と必勝を誓った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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