東大・井坂肇投手がBCリーグトライアウトに合格、183cmから145km/hの速球

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 東京大から6人目となるプロ野球選手が誕生する。4年生の井坂肇投手がBCリーグのトライアウトに合格した。入団チームはまだ未定。

東大66連敗の始まり

 東大は東京六大学リーグでの連敗が66となっている。最後の勝利は2010年秋季リーグ戦で、相手は4年生でドラフト候補だった斎藤佑樹投手が先発し大石達也投手がリリーフした試合で、斎藤投手から3点を、大石投手から1点を奪い4-2で勝利した。そしてその翌日から連敗が始まったのだが、くしくもその試合で東大復活を期待させた投手がいた。

 この日は前日の勢いをそのままに、福井優也投手から初回に2点を奪ったものの、8回までに2-7と点差を付けられた。そして9回表の2アウトの場面から1年生だった井坂肇投手が登板すると、球速表示に145km/hを記録しスタンドを湧かせた。

183cmから145km/h

 井坂投手は日比谷高校出身で、高校2年生の夏には初戦の東京実業戦で、延長15回を2失点で投げきり引き分け、再試合でも8回を完投するなど139km/hの速球は東京でも注目されていた。

 早稲田大戦で東大の1年生が145km/hを記録したという事で話題となり注目をされたものの、その後は高校時代の披露もあってか故障が多く、3年生の秋にリリーフとして5試合に登板したのみで、4年間で13回1/3を投げて防御率8.10に終わった。

 しかし、BCリーグのトライアウトでは183cmの長身から140km/h前後のストレートを投げて見事合格し東大では6人目のプロ野球選手に、BCリーグは初の東大生投手の誕生となる。NPB入りが希望で来年以降のドラフト会議での指名を狙う。

井坂、東大野球部史上6人目の“プロ選手”に - サンケイスポーツ:2013/11/25

 東京六大学リーグの東大・井坂肇投手(4年)が北信越を拠点とする独立リーグのBCリーグ入りが内定し、東大野球部史上6人目の“プロ選手”になることが24日、明らかになった。BCリーグが9、10日に川崎市のジャイアンツ球場で実施したトライアウトに合格したもので、所属球団は未定。

 1メートル83、85キロの井坂は東京・日比谷高から一浪の末に東大に入学。リーグ戦通算8試合で0勝0敗、防御率8・10。今年は登板がなかった。最速145キロの直球とスライダー、カーブ、フォークを投げ、攻めの投球が身上。東大から独立リーグ入りは初。将来は日本野球機構(NPB)の12球団入りを目指している。

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