亜細亜大・山崎康晃投手が始動、埼玉西武、千葉ロッテ、横浜DeNA、北海道日本ハムのスカウト視察

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 亜細亜大が今年の初練習を行い、ドラフト1位候補投手・山崎康晃投手の視察に、埼玉西武、千葉ロッテ、横浜DeNA、北海道日本ハムのスカウトが訪れた。

 

151km/h右腕

 山崎康晃投手は176cmと大きいほうではないものの、帝京高校時代から140km/h中盤の速球を投げ、大学で151km/hを記録した。スライダー、カットボールに加え、ナックルも特徴の投手で、低めに伸びるストレートとそこから曲がる変化球、さらにタイミングを外すことができ、さらにバッターから見づらいフォームで相手に手も足も出ない投球を見せる。

 日米大学野球ではリリーフとして4試合に登板し、メジャー予備軍を防御率0.00に押さえて最優秀投手賞となった。また昨年秋の明治神宮大会でもリリーフとして3試合全てに登板し防御率0.00、大学球界のドクター0となっている。リリーフが多いものの、昨年春はエース格として先発し4勝1敗、防御率1.10で最優秀防御率となっている。

 

大学NO1の声も

 その山崎康晃投手には、この日の初練習に埼玉西武、千葉ロッテ、横浜DeNA、北海道日本ハムのスカウトが訪れた。186cmから156km/hの速球を投げる早稲田大の有原航平投手に大学NO1の声もあるが、大学1年時より勝てる投手として、無失点で抑える手も足も出無い投手として活躍しており、広島は「大学生で頭一つ抜き出ている」と評価している。個人的にも大学生でNO1は山崎康晃投手で、プロ1年目から先発としてもリリーフとしても新人王を獲る投手だと思う。

 ただし、今年は山崎投手にとって正念場となる。これまでは東浜巨投手(2012年福岡ソフトバンクドラフト1位)、九里亜蓮投手(2013年広島ドラフト2位)がおり、先発2番手やリリーフのポジションで全力で投げる事ができた。さらに嶺井博希捕手(2013年横浜DeNAドラフト3位)が抜群のリードをしてリーグ5連覇を達成した。しかし今年はそれらの選手が全て抜け、山崎投手が後輩投手も、捕手も、そしてチームも引っ張っていかなければならない。山崎投手は「今までは先輩にくっついていたけど、今年は誰もいない。自分が背中で引っ張っていかないと」と話した。

 

目標はプロ

 山崎投手はプロ入りについて、「それは個人の話。今はチームで結果を出したい」と話したものの、「リーグ戦優勝を目標にして結果としてプロにも行けたら」と話しプロ入りへのシナリオを描いている。ドラフト会議では安楽智大投手、有原航平投手と並ぶ評価を受ける事になりそうで、プロ球団も単独1位指名で獲得できたら大成功といった投手だろう。

 大学生投手獲得を明言し、その中でも山崎投手を最も高く評価している広島、嶺井博希選手を獲得してさらに即戦力投手も欲しい横浜DeNAなどが1位指名の可能性があると予想する。

 

 東都大学野球の亜大が12日、東京都西多摩郡のグラウンドで始動した。

 西武、ロッテ、DeNA、日本ハムの4球団のスカウトがあいさつに訪れる中、最速151キロ右腕のドラフト上位候補・山崎は今年初ブルペンながら188球の熱投。ソフトバンク・東浜や広島入りした九里らの背中を見て成長を遂げてきた右腕は「背中で引っ張っていきたい。リーグ戦優勝を目標にして結果としてプロにも行けたら」とリーグ6連覇への意欲を語った。

  ロッテ、DeNAなど4球団のスカウトが集まる中、初日としては異例の球数を投げた。昨秋の明治神宮大会で日本一に導いたエース九里(現広島)が抜け「今までは先輩にくっついていたけど、今年は誰もいない。自分が背中で引っ張っていかないと」。新エースの決意を早速、行動で示した。

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コメント

  1. ロッテは調査しててもドラフトで亜細亜大の選手を指名することはなさそう

    さんざんロッテの1位候補と言われてた東浜すら指名しなかったし