大商大・金子丈投手が1安打完封、9球団注目の188cm右腕

金子丈, 大商大

 大商大がNOMOベースボールクラブと練習試合を行い、ドラフト候補右腕の金子丈投手が先発すると、1安打完封勝利と最高のピッチングを見せた。

 

188cm右腕

 金子丈投手は188cmの大型右腕で、昨年春は4試合連続完封など41イニング1/3を連続無失点に抑えるなど、点を与えない投手として注目されている。球速は130km/h台が多く、大きく曲がるフォークボールが特徴だが三振はそれほど多く無く、打者のタイミングを外すピッチングを見せる。この日も最速140km/hにスライダー、フォークを織り交ぜての1安打完封と、持ち味を十分に発揮した投球を見せたようだ。

 昨年の明治神宮大会では初戦の近大工学部戦でタイブレークとなった延長10回に登板すると、2者を討ち取り得点を与えずにチームに勝利に貢献した。しかし、続く明治大戦で先発すると、5回1/3で5安打4四死球で自責点3、5つの三振を奪ったもののいつもの投球ではなかったようだ。リーグ戦での実績は十分だが、明治大など全国の強豪との対戦でこの投球スタイルが通用するかが、ドラフトで指名されるかどうかのバロメーターとなりそうだ。

 

プロ9球団が注目

 この金子投手には練習初日に阪神のスカウトが視察すると、巨人などプロ9球団のスカウトが既に訪れているとの事で、非常に注目度が高い。フォークを自由に操る投手として阪神スカウトが評価をしている。

 金子投手は「まだまだプロへ行けるレベルではない」と話し、高い注目度の中でも自分自身をしっかりと見ている。球速があまり出ない大型投手といえば、昨年のドラフトで広島が2位指名しオープン戦でも力を見せている九里亜蓮投手が挙げられるが、全国から選手が集まる東都リーグで最優秀防御率を記録するなど成績を残した事が大きかった。

 まずはリーグ戦でこれまでどおりの力を発揮し、全国の大会でアピールする事、また練習試合で強豪チームや社会人を相手に、この日のような投球を見せてアピールする事も重要になると思う。

 

 今秋のドラフト候補、大商大・金子丈投手(21)が1日、奈良・香芝市内の同大学グラウンドで、社会人野球のクラブチーム「NOMOベースボールクラブ」との練習試合に先発し、実質の今季初登板ながら、いきなり9回1安打完封の快投を見せた。

 年明けから巨人、阪神を始め9球団のスカウトが次々と視察。この日こそスカウトの姿は見られなかったが、最速140キロの直球にスライダー、フォークを織り交ぜ、社会人を翻弄。それでも金子は「まだまだプロへ行けるレベルではない。もっと自分を磨き、リーグ戦では一敗もしたくない」と気を引き締めた。昨秋、チームは関西六大学野球リーグで42季ぶりの優勝。そのエースとしての自覚は十分だ。


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