亜大・山崎康晃投手vs明大・山崎福也投手に日米12球団のスカウト集結

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 亜細亜大のグラウンドが最新型人工芝など約3億円をかけて改修していたグラウンドが完成し、明治大との記念試合が行われた。亜大は山崎康晃投手、明大は山崎福也投手が先発し、観客600人、日米12球団のスカウトが山崎対決に注目した。

 

山崎福也投手が勝利

 試合は明治大の山崎福也投手が最速141km/hながらも、フォークボール、カットボール、ツーシームなどを低めに集め、スライダーで空振りを奪うなど6回3安打6奪三振で無失点に抑える好投を見せて勝利をした。低目への制球力は抜群で、視察した北海道日本ハムの今成スカウトも「器用だし低めの制球も素晴らしい。間違いなくAクラス」と話し、多くの球団がドラフト1位候補に挙げる投手のすごさを見せた。

 山崎福也投手は「試合自体に勝ちたいと思っていたし、0点で抑えられて良かった。」と話している。昨年の明治神宮大会決勝で亜細亜大と対戦し、先発した山崎福也投手は5回2/3を投げて4安打2失点に抑えたものの敗れ、優勝を逃している。まずはこの練習試合で勝利したが、本当のリベンジは大学野球選手権でという事になりそうだ。

MAX146km/h

 一方、亜細亜大の山崎康晃投手は最速146km/hを記録し、今年から解禁するナックルを3球試すなどして7回を2安打5奪三振を記録。5回に2失点し敗戦投手になるも、仕上がりとしては上々といえる。山崎福也投手と昨年の合宿で同じ部屋となった山崎康晃投手は、普段から連絡を取り合う仲のようだが、この日は「今日はお手上げ」と素直に敗戦を認めた。しかし、オープン戦という事もあり余裕を見せていた。

 この試合には国内11球団、メジャー1球団の12球団のスカウトが視察をした。共にドラフト1位指名は間違いない投手で、試合を作れる大型左腕か、小柄ながら先発リリーフもできる150km/h右腕、タイプだけが異なるものの、来年プロ野球で新人王を狙える投手なのは間違いない。今後も注目があつまりそうだ。

 

 

 東都大学リーグ5連覇中の亜大が16日、全面人工芝に改修された東京・西多摩郡の新グラウンドで東京六大学リーグ2連覇中の明大と完成記念試合を行った。亜大・山崎康晃投手と明大・山崎福也(さちや)投手(ともに3年)の両エースが先発した「山崎対決」は、明大の187センチ左腕に軍配。ドラフト1位候補同士の投げ合いに、日米12球団のスカウト陣も集結した。

 明大のエース左腕・山崎は6回3安打無失点。毎回の6奪三振で勝利を引き出し、昨秋の明治神宮大会決勝で敗れた借りを返した。直球は141キロと調整段階だが、フォーク、ツーシーム、カットボールは納得の精度。「(山崎との投げ合いで)試合自体に勝ちたいと思っていましたし、0点で抑えられてよかった。リーグ戦に向けいい試合ができました」と笑顔だった。

  昨年の日米大学選手権で同部屋だった亜大・山崎とは普段から連絡を取り合う仲。その一方で「意識する投手の中の一人」とライバル心をむき出しにした。最速141キロの直球を主体に、武器のスライダーで空振りを奪うなど2回までパーフェクト。さらに、カーブ、ツーシーム、フォーク、カットボールと多彩な変化球で的を絞らせなかった。持ち前の制球力も光り、四死球は1。日本ハム・今成泰章スカウトは「器用だし低めの制球も素晴らしい。間違いなくAクラス」と評価した。

 大学野球の亜大(東都)と明大(東京六大学)が16日、亜大「日の出グラウンド完成記念試合」で対戦。昨秋の明治神宮大会決勝以来の再戦となり、明大が3-1で雪辱した。ドラフト1位候補の2人の山崎が先発。国内11球団のスカウトが視察する中、明大の左腕・山崎福也(さちや)投手(4年)が6回3安打無失点。「絶対に勝ちたかった。でも真っすぐのスピードもまだまだ」と先を見据えれば、亜大の右腕・山崎康晃投手(4年)は最速146キロの直球やナックルなどで7回2失点だった。

亜大・山崎 魔球ナックル手ごたえ - ニッカンスポーツ紙面:2014/3/17

 

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