履正社、永谷暢章投手が3失点完投勝利、粘りの投球で甲子園登板に名乗り

履正社, 永谷暢章

 センバツ大会に出場する履正社高校は昨日の試合で2年生の溝田悠人投手が8回2失点の好投を見せたが、この日の日南学園との練習試合では同じく2年生の永谷暢章投手が先発し、9回3失点と粘りのピッチングを見せた。187cmから最速147km/hを記録する右腕が全国でビューに向けて歩みを進めている。

甲子園では150km/h狙う

 永谷暢章投手は187cmの大型投手で、これまでに147km/hを記録している。また変化球も2種類のスライダーとツーシーム、スプリットを投げるなど、本格派投手として既に来年のドラフト候補として注目されている。

 しかし昨年秋は公式戦登板は4試合19回2/3に登板して8四死球を与えて自責点5、防御率は2.29とまだ安定感に欠け、エースの座を同じ2年生の溝田投手に譲っている。この日は初回に2番から5連打を浴びて3失点と厳しい立ち上がりとなったが、2回以降は変化球を巧みに使って無失点に抑え、9回を9安打2四死球6奪三振3失点にまとめて勝利を飾った。

 永谷投手は初回に失点に「集中力が足りなかった」と反省したが、甲子園に向けて「先発、中継ぎ、どこでもベストを尽くします。甲子園では150km/hを投げたい」と意気込みを語った。短いイニングを投げるのであれば、球速の出やすい甲子園ならば十分狙えそうだ。

 

初戦は小山台戦

 履正社高校は甲子園の1日目第3試合で小山台高校と対戦する。好投手・伊藤優輔投手と対戦する事もあり、まずは安定感の高いエースの溝田悠人投手が登板しそうだが、リリーフで永谷投手の登板があるかもしれない。187cmの大型右腕に注目が集まる事になる。

 

  3―3で迎えた5回1死一、三塁、永谷がギアチェンジした。「シャーッ」と気合を込めて右腕を振り、日南学園の5、6番を打ち取った。「走者がいても、集中して投げることができた」。初回は5連打で3失点したが、9安打2四球6奪三振と粘投。「立ち直って、2回以降は0点に抑えられたのはよかった」と岡田龍生監督(52)は一定の評価を与えた。

 ヤンキース・田中将大を参考にする187センチ右腕は、2種類のスライダーとスプリット、ツーシームを操り、最速は147キロを誇る。背番号1の溝田悠人(2年)とどちらが初戦に先発するかは未定だが「どんな状況で投げてもベストを尽くす。甲子園では150キロを投げたい」と、野望を口にした。

履正社・永谷、聖地で150キロ超えだ - デイリースポーツ:2014/3/17

 立ち上がりは「集中が足りなかった。甲子園では命取り」と反省したように、2番打者から5連打を許し、3失点。しかしそこからは気持ちを切り替え、またMAX147キロの直球を生かす配球を捕手・八田と話し合って、九回まで無失点。

 永谷は序盤の課題を認めた上で「先発、中継ぎ、どこを任されてもベストを尽くします。チームに貢献した上で、150キロを計時できれば」とセンバツへの抱負を口にした。


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