早大、吉永健太朗投手、茂木栄五郎選手などに、福岡ソフトバンクと阪神のスカウト注目

大学野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 明治大・上原健太投手、高山俊選手が投打のドラフト候補として注目されているが、ライバルである早稲田大にも吉永健太朗投手、茂木栄五郎選手という投打の注目選手がいる。吉永投手は高校時代に投げていたシンカーを解禁し、今年のプロ入りに賭ける。

日大三優勝メンバー、5人でプロ入り希望

 右ひじ故障など投球フォームを崩し、大学2年以降は成績を残せていない吉永健太朗投手だが、「だいぶ良くなってきた。まだ完璧ではないけど、納得できる日もある」と話し、状態は良くなっているようだ。

 そして今年は、高校時代に投げていた伝家の宝刀・シンカーを使う事も示唆した。投球フォームを崩してシンカーも使える状態ではなかったようだが、良い時には「左投手のカーブ」に見えるという吉永投手の持ち球の一つで、試合でもシンカーを投げられれば状態が良いという事になる。

 日大三で優勝したメンバーのうち、高山俊選手は明治大、畔上翔選手は法政大、横尾俊建選手は慶応大、捕手の鈴木貴弘選手は立教大に進み、5人で東京六大学を盛り上げ、4年後にはプロ入りすることを誓った。

 高山俊選手はドラフト1位候補となり、畔上翔選手、横尾俊建選手にはプロが注目をしている。鈴木選手は1年秋は13試合にマスクをかぶったが、2年秋以降は出場機会が減っており、今年のドラフト会議での指名は難しそうだ。

 その中で高校時代にはドラフト1位候補にも挙げられた吉永投手が、「5人でプロに行きたい。そのためにも自分も行かないと」と話す。遅れをとる訳にはいかない。

 

セカンド転向

 また、早稲田大の茂木栄五郎選手も、2012年春のリーグ戦で1年生ながらサードのレギュラーを獲り、吉永投手と共に日本一に貢献した逸材で、今年のドラフト候補として注目されている。

 打撃は2年時まではチャンスに強い打撃、いぶし銀の打撃という感じだったが、3年春に2本塁打、打率.302という記録を残すと、秋は1本塁打に打率は.514で首位打者を獲得、35打数18安打でなんとその内2ベースヒットが7本と驚異的だった。

 それでも、「ヒットになったけどさらに長打にできた打席もあった」と話し、「今年は甘い球をしっかり外野の頭、スタンドを越すようにしたい」と話すしている。

 守備も今年から中村奨吾選手が抜けたセカンドを守ることになる。元々守備も評価されていたが、「広島の菊池選手やソフトバンクの本多選手の動画を見て研究しています」と精進しており、早稲田大のセカンドが1年連続でプロ入りという事になりそうだ。

 

阪神、福岡ソフトバンクスカウト視察

 この日は試合はないものの、福岡ソフトバンク、阪神のスカウトが姿を見せた。最終年を迎え、二人の注目度は増していくだろう。

 明治大の上原健太、高山俊vs早稲田大の吉永健太朗、茂木栄五郎にも注目したい。

 

日大三高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

早稲田大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 昨年は投球フォームが定まらず、苦しんだ。「だいぶ良くなってきた。まだ完璧ではないけど、納得できる日もある」と復調への手応えをつかみつつある。

 今秋ドラフト候補の茂木栄五郎内野手(新4年=桐蔭学園)は三塁手から二塁手に転向。「新天地なので新鮮です」と意気込み、紅白戦ですでに守備にも就いた。

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