法政大1年・森田駿哉投手が6回4安打10奪三振、慶大・谷田、横尾をノーヒットに抑える

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 東京六大学が開幕、法政大vs慶応義塾大の試合で、法政大は1年生の森田駿哉投手を開幕投手に指名し、森田投手も6回を4安打10奪三振で無失点に抑えて大学初先発初勝利を飾った。慶大のドラフト候補コンビ、谷田成吾選手、横尾俊建選手もノーヒットに抑えられた。

抜擢1年生が躍動

 森田駿哉投手は富山商出身の左腕投手で、昨年は夏の甲子園で3回戦に進出するピッチング、146km/hの速球と大きなカーブで好投し、大会NO1左腕と注目された。また18Uワールドカップでは決勝の韓国戦で9回途中まで2失点も2安打に抑える好投をみせていた。

 プロ志望すればドラフト1位指名の可能性もあったと見られる投手は、やはり大学でも1年目から活躍する力を持っていた。この日は開幕戦の慶大戦に先発すると、最速147km/hの速球とスライダーで慶大のドラフト候補、谷田成吾選手、横尾俊建選手などをノーヒットに抑えるなど、6回を投げて4安打10奪三振、3四死球で無失点に抑え、大学初勝利を挙げた。

 また、法政大は捕手も1年生の中村浩人選手を起用した。中村選手は多良木高校出身で、最速149km/hの善武士投手(東芝)とバッテリーを組み、セカンドまで2秒を切る強肩と鋭い打球の打撃で評価されていた。この日は森田投手を相手に強気のストレートを中心にリードし、好投に大きく貢献した。また打撃で4回に決勝のタイムリーヒットを打った。

 

プロも高い評価

 この日は、今年のドラフト候補である谷田成吾選手、横尾俊建選手などの視察にプロのスカウトも視察をしていたが、森田駿田投手についてオリックスの中川アマスカウトグループ長は「高校時代に志望届けを出していれば上位指名されていた。ピッチングのコツを知っている」と話して評価した。

 ノーヒットに抑えられた今年のドラフト候補・谷田成吾選手も「またいいピッチャーが出てきたなという感じ。真っすぐもいいし変化球が多かった。キャッチャーが良かった」と敵ながら1年生のバッテリーを讃えていた。

 青木監督の大胆な起用と、それに応える1年生。新法政大学がスタートを切った。

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 初回、4回は満塁のピンチも最速146キロの直球、スライダーを軸に切り抜けた。1年生バッテリーを組んだ中村と緩いカーブを織り交ぜて6回を毎回の10奪三振。「真っすぐで空振りが取れたのは収穫」とうなずいた。

 「1年生のうちに勝てればと…。正直、ビックリです」。富山商では3年夏に甲子園16強入りし、ドラフト上位候補に挙がった逸材。青木久典監督(42)は「甲子園でのキャリアもある」と大舞台での経験を買った。中村浩人捕手も1年生。春の開幕戦で1年生バッテリーが起用されるのは同リーグ史上初めて。谷田成吾らドラフト候補を擁する慶大を封じた。

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