立命大・桜井俊貴投手が近大を5安打12奪三振で完封、阪神スカウト視察

　関西学生大学リーグでは、立命館大のエース・桜井俊貴投手が、近畿大戦で先発すると、5安打12奪三振で完封し勝利した。今季NO1の投球を見せた。

阪神スカウト視察

　桜井俊貴投手は180cmの本格派右腕で球速は149km/hを記録する。昨年春に6勝0敗で優勝に貢献したものの、疲労もあってか秋、そして今春も状態はあまり良くなかった。それでも先週の関西大3回戦で6回無失点の好投を見せると、この日も近大打線を9回無失点に抑え、これで15回連続無失点とし、調子を挙げてきた。

　先週の戦いの後にプロ志望を表明した。北須磨高校時代は公立の星として注目され、阪神、オリックスなどが注目している。この日も阪神の平塚スカウトが視察をし、その中で後藤監督が「ベストピッチング」と評価するピッチングを見せた。

　プロ入りに向けて前進をしている。

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絶対に負けられない一戦でエースが真価を見せた。桜井が、近大打線を５安打完封。阪神・平塚スカウトが視察する中、１２三振を奪う快投に後藤監督は「ベストに近いピッチング」と絶賛した。