駒大・今永昇太投手、8回4失点に反省も11球団スカウトひと安心

駒沢大, 今永昇太

 東都大学リーグでは駒澤大vs専修大の試合が行われ、駒大のドラフト1位候補・今永昇太投手が先発した。国内11球団、MLB1球団のスカウトが視察に訪れた。

最速145キロ

 今永投手は4回までは無失点に抑えたものの、5回に「セットポジションで体重移動のタイミングが合わなかった」と四球を連発して1アウト満塁とすると味方のエラーで2失点、また8回には2ランホームランを浴びるなど合計4失点、「投げられる、投げられないという低いレベルの話をしても意味がない。」と8回を投げたことよりも4失点で敗戦したことに責任を感じていた。

 しかし周囲の反応は安心したという感じ、最速は145キロを記録し、8つの三振も奪った。駒大の西村監督は「これでこの先は大丈夫かな、という1つの形は見えた」と話した。

 

11球団スカウト視察

 プロのスカウトも一安心した。この日は11球団のスカウトが視察に訪れ、東京ヤクルト・鳥原チーフスカウトは「1位候補が完全復活したといっていい」と話すと、阪神の中尾スカウトも「ゲームを投げるうちに、まだまだ良くなっていく」と話した。先週の1イニングの登板に続き、この日は8回を投げた事で、まずは順調に戻ってきているというところだろう。

 ただし、この次の登板が大事になりそうだ。やはりドラフト1位で指名する選手は、スカウトも不安もなく球団や現場に推薦できる選手であることが望ましい。今永投手の特徴は、球速は140キロ~145キロでも右打者の外角の速球や左打者への外角に切れていく変化球で空振りが奪えるところ、またここぞでズバッと決めるコントロールの良い球も特徴といえる。

 その投球が次以降の試合で見られれば、複数球団がドラフト1位指名という事になりそうだ。

2015年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

左肩の腱板炎症から復帰した今秋ドラフト1位候補左腕の駒大・今永昇太(4年=北筑)が今季初先発。11球団のスカウトが集結する前で8回4失点8奪三振と力投したが敗れ、黒星を喫した。

 春のリーグ戦登板なしに終わったエースの先発は昨秋シーズン以来。立ち上がりからMAX145キロの直球で押したが、5回1死から安打を許すと連続四球と味方の失策で2点を献上。8回には2ランを浴びて、この回限りでマウンドを降りた。

春に登板できなかった駒大・今永は4年になってから初先発となり、8回6安打4失点で敗戦。「(走者を置いて)セットポジションで投げると、手だけで投げてしまっていた。まだ課題は多い」と反省。それでもネット裏で視察したヤクルト・鳥原チーフスカウトは「(ドラフト)1位候補が完全復活したといっていい」と評価した。

駒大は今秋ドラフト1位候補左腕の今永が今季初先発したが、8回6安打4失点で黒星を喫した。日米12球団のスカウトが見守る中、直球は最速145キロを計測したが、完全復活とはいかず「力がないということ」。


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