九産大・高良良一投手が4勝目完投、西南大・下津浦啓太投手も4勝

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福岡六大学、九州六大学リーグでそれぞれ来年のドラフト候補が4勝目を挙げた。

リーグのエース

福岡六大学のエースは3年生の九産大・高良一輝選手、この日の九共大戦では自己最速タイの147キロを記録した速球で5回までパーフェクト、6回にヒットを打たれると2失点したものの、9回4安打7奪三振2失点で完投した。

高良投手は今シーズンもこれで4勝目、リーグ通算でも16勝1敗と、大瀬良大地投手クラスの活躍を見せている。174cm70kgと小柄だが来年は注目されそうだ。

また、九州六大学リーグでは西南学院大の下津浦啓太投手が福岡大を9回3安打5奪三振無失点で完封、今シーズン4勝目を挙げた。球速は140キロ前後だが大きなカーブ、スライダーなどをコントロールよく投げタイミングを外す。こちらもリーグのエースとして君臨している。

 

ドラフト候補

4年生では福岡大の本多裕哉投手が8回を3安打1失点に抑えたものの敗れた。またプロ注目の福岡工大・笛田怜平投手はこの日はチーム力に差がある九州工業大と対戦、12-0で5回コールドで勝利したが、笛田投手は先発して3回を投げて2四死球も4三振を奪いノーヒットで無失点に抑えた。

185cmから149キロを記録する右腕でリーグを代表する投手だが、春のリーグ戦では2勝1敗、四死球で崩れるなどやや調子を崩していた。今シーズンも九共大戦で7回途中11安打4失点、日本経済大戦でも9回で12三振を奪うものの7安打で4失点と本調子ではなかった。力の差のある福岡教育大戦では9回3安打15奪三振で完封も6つの四死球を与えている。

この日も3回で2四死球とまだコントロールが定まらないが、球威は抜群で素質は評価が高い。プロを志望しているとしており、今後の動きが注目される。

2016年度-大学生のドラフト候補リスト

2015年度-九州六大学リーグのドラフト候補リスト

2015年度-福岡六大学リーグのドラフト候補リスト

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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