東京ヤクルト、日大・京田陽太選手のドラフト1位指名検討

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東京ヤクルトが来年のドラフト1位候補に、日大の京田陽太選手を挙げていることが報道された。創価大・田中正義投手と同じくらい評価していると関係者が話しているという。

田中投手と同等の評価

東京ヤクルトは創価大出身の小川泰弘投手を2012年ドラフト2位で獲得すると、翌年に16勝を挙げて新人王を獲得し、今年も11勝を挙げてリーグ制覇に貢献した。そして来年のドラフト会議では、創価大の後輩にあたる田中正義投手が超目玉候補として注目されており、ヤクルトの関係者も「小川が成功している分、田中君にも期待している。」と話し、「今度も彼は見ていきます」とマークをしている。

しかし関係者は「来年はほとんどの球団が田中君に集中する。うちも高い評価を持っているけど、京田君も同等に評価している」と話し、日大の京田陽太選手を田中選手と同等クラスとして評価していると、日刊スポーツが報じた。

ヤクルトは大型遊撃手として京田選手に青森山田時代から注目をしており、「ショートで1位候補という逸材は過去にも先にも多くはいない」と遊撃手として貴重なドラフト1位クラスの選手と評価をしている。

 

単独1位指名も

東京ヤクルトは今年は高山俊選手をターゲットとし野手の補強を試みたものの、阪神との抽選に敗れると外れ1位で原樹理投手を指名、その後は高校生を指名して即戦力の野手としてはドラフト5位の山崎晃大朗選手だけだった。原投手の活躍次第では、来年こそ野手の強化をポイントとしてくる可能性もある。

特に遊撃手について東京ヤクルトは、2011年に高橋周平選手をドラフト1位で指名したものの抽選で外し、2013年のドラフト2位で法政大の西浦直亨選手を指名し獲得している。西浦選手はまだ成長を続けているところだが、遊撃手は補強ポイントの一つとして常に掲げており、ドラフト1位クラスの遊撃手で高校時代から注目している京田選手の単独1位指名を狙う可能性もある。真中監督のドラフトでの大チョンボも多少は影響し、そのトラウマでドラフト直前には「単独1位指名」がチラつくかもしれない。

田中正義投手、京田陽太選手、ほかにも生田目翼投手などにも注目しているようで、チーム状況も見て選手が絞られていく。

球団幹部は「ショートで1位候補という逸材は、過去にも先にも多くはいない」と前向きな姿勢を示した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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