慶大が全体練習開始、加藤拓也投手に横浜DeNAスカウト視察

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慶大が全体練習を開始した。今年のドラフト候補の一人、加藤拓也投手などの視察に横浜DeNAのスカウトが姿を見せた。

153キロ右腕

加藤拓也投手はこの日、ブルペンで変化球も交えて38球を投げるなど、すでに実戦的な投球を見せている。豪快なフォームから153キロの速球が魅力の加藤投手だが、「荒々しい中に繊細さを出せればいい。コントロールにも重きを置こうと思っている」と話し、制球力を重視してフォームの調整などを行っているという。

慶大は2月23日からアメリカ・フロリダでキャンプを行うが、「メジャーに通用するか楽しみ」と、現地での練習試合に向けてややペースを早め調整をする。

 

横浜DeNAスカウト視察

加藤拓也投手は東京六大学で現在16勝7敗の成績を残し、昨年春は4勝2敗、秋は4勝1敗で防御率も1.19を記録した。1年秋からエース格としてピッチングをしており、疲労による影響は心配されるが、最速153キロの速球を投げ、先発としてコントロールもそこそこ安定しており、田中正義投手に次ぐランクとして、生田目翼などと同じくらいに評価されているものとみられる。

この日は横浜DeNAのスカウトが視察し、加藤投手のピッチングを見守った。昨年は北海道日本ハムにドラフト6位で指名された横尾俊建選手や巨人に5位で指名された山本泰寛選手、そしてまさかの指名漏れとなった谷田成吾選手などが注目された。

今年も山口翔大選手など長距離砲がいるものの、やはり加藤投手にプロのスカウトの視線が集まりそうだ。大学野球ラストシーズン、有終の美を飾りたい。

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現在は投球フォームの微調整に取り組み、「荒々しい中に繊細さを出せればいい。コントロールにも重きを置こうと思っている」とレベルアップへ意気込んだ。

DeNAのスカウトが訪れる中、今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・加藤拓は、ブルペンで38球を投じ「投げた試合は全部勝てれば、チームが優勝できると思う」とエースの自覚をのぞかせた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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