創価大は城西国際大と、今年初のオープン戦を行った。当初はエースの田中正義投手が登板予定だったが、肩の調子の影響で登板しなかった。しかし151キロを記録するドラフト候補・池田隆英投手が先発し好投を見せた。
3回ノーヒット、147キロ
「100%で行きました」という池田隆英投手は、この日は最速147キロを記録、きれいなフォームからの速球は回転もよく、スライダー、カーブでタイミングを外し、3回を投げてノーヒット、3奪三振1四球と城西国際大打線をほぼ完ぺきに抑えた。「いい緊張感で投げられた」と話した。
この投球を、巨人、阪神、北海道日本ハムの3球団のスカウトが視察、北海道日本ハム・今成スカウトは「球に力を伝える方法を知っている。順調にいけば上位候補」と評価、阪神・中尾スカウトも「軸がしっかりしている。あれだけ力を抜いて投げるのは簡単な事ではない」と評価した。
巨人・吉武スカウトは「カーブは大きな武器。正義君もすごいけど池田君もすごい投手です」と田中正義投手に引けを取らない投手と話した。
田中正義投手は6日登板有力か
肩の状態を考慮して侍ジャパンへの参加を見送った田中正義投手は、この日の先発も回避したが、ブルペンではすでに投球練習をしており「肩は問題ない」と話した。問題がなければ6日の拓殖大とのオープン戦で登板する事になりそうだ。「3イニングくらいを予定している。しっかり投げたい」と話した。
この日、田中は登板がなかったが、巨人、阪神、日本ハムのスカウトの前で存在感を十分にアピールした。
最速151キロ右腕・池田隆英投手(3年)が先発し、3回無安打1四球3三振無失点に抑え、その後も継投で0封し、3-0で勝利した。
この日は主将として試合を見守り「肩は問題ない」と順調な回復ぶりを明かした。初登板日は6日の拓大戦が有力。プロ注目の右腕は「3イニングくらいを予定している。しっかり投げたい」と話した。
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