大学BIG3、桜美林大・佐々木千隼投手は2回リリーフ150キロ連発、3球団が視察

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大学BIG3の一人、桜美林大の佐々木千隼投手は、首都大学リーグの日体大戦で8回から登板し、2イニングを1安打1奪三振で無失点、25球中19球がストレートで11球が150キロ以上を記録した。

優勝王手の登板

佐々木投手はこの日は先発ではなかったが、1-1で迎えた8回にマウンドに上がると、まず151キロの速球で相手に格の違いを見せつけると、その後も150キロを5球続けた。25球中で11球の150キロ越えの直球を見せ、「チームに勢いがつく投球ができればいいと思った」とストレートを投げ続けた。

佐々木千隼投手は2年生から先発として台頭すると、3年時にはエースとしてチームをリーグ上位常連チームに押し上げた。そして4年春にはリーグ戦4勝3敗も防御率0.27でリーグ1位となり、侍ジャパン大学代表でも日米大学野球1戦目の先発を任されて勝利を手にしている。活躍につれプロのスカウトの評価もぐんぐんと上がり、田中正義投手と肩を並べる存在となった。

大学で残るのはリーグ制覇、この日は9回に味方がサヨナラホームランで、念願のリーグ優勝に王手をかけた。「勝てて良かった。すごいうれしい」と話した。佐々木投手は優勝をかけた今日は先発も予想される。

スカウト視察

この日は巨人、阪神、福岡ソフトバンクの3球団が視察。田中正義投手の見極めのためにスカウト自体は少なかったが、福岡ソフトバンクの荒金スカウトは「気持ちで投げられる。短いイニングでもいい適性が出た」とリリーフとしての可能性を評価した。

神宮球場で柳裕也投手を見てから移動した巨人の堤GMも「コントロールも良く、ものがいいことを確認できた」と評価した。

ドラフト会議では阪神などドラフト1位指名は確実とみられる。チームを優勝させて晴れてドラフト会議を迎えることができるか。

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同点の八回、満を持してマウンドへ。「チームに勢いがつく投球ができればいいと思った」と、最速151キロを計測した直球を軸にねじ伏せた。25球中19球が直球。そのうち11球が150キロ台だった。内野安打こそ許したが、狙い通りに流れを引き寄せた。

巨人・堤辰佳GM(51)が15日、ドラフト1位候補の桜美林大・佐々木千隼投手(22)を称賛した。日体大戦で150キロ台を連発した右腕を今秋初めて視察し、「コントロールも良く、ものがいいことを確認できた」と大きくうなずいた。

 ドラフト直前の“最終チェック”。球団内では佐々木の評価が日増しに高まっているとみられ、「何とか1回見たいと思っていた」と堤GM。

巨人、阪神、ソフトバンクと3球団のスカウトが視察する前で、圧巻の投球を見せつけた。「直球が走っていた。ここ最近の中で良かった」。

ソフトバンクの荒金久雄スカウトは「気持ちで投げられる。短いイニングでもいい適性が出た」とうなった。阪神が1位指名する方針を固めるなど、人気急上昇中の153キロ右腕。「勝って(ドラフトを)迎えられるのは一番うれしいこと」と平常心で運命の日を待つ。

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