大学BIG3、創価大・田中正義投手は154キロで完投、11球団スカウトはスケールの大きさは1番

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創価大の田中正義投手は、東京新大学リーグで流通経済大と対戦し、生田目翼投手との大学最後になるかもしれない直接対決に臨んだ。

9回5安打3失点

流通経済大にかなり揺さぶられた。2回にはスクイズで先制点を失うと、その後は4盗塁を決められ5回には2失点した。それでも角度のあるストレートとフォークボールを中心に9回を5安打に抑え、8つの三振を奪って完投、4-3で流通経済大に勝利した。

田中投手は「ピッチングの内容自体はよくなかったが、勝ったので70点くらい」と話し、笑顔を見せた。春のリーグ戦で肩を故障してから納得のいく球を投げられずに首をひねる姿も多かったが、この日は9回2アウトから125球目に154キロを記録して空振り三振を奪い、「終盤まで納得いくボールが多かった」と納得の表情だった。

日米11球団スカウトもスケールの大きさ評価

この日は日米11球団、約30人のスカウトが姿を見せた。神宮球場の柳投手を見てから移動してきた巨人・山下スカウト部長は「まだ100%の状態ではないかもしれないが、田中しか投げられない真っすぐ。ストレートの質はいい。」と話すと、千葉ロッテの林球団本部長も「肩はだいぶ戻ってきていると思う。直球で空振りが取れて、マウンドに立つ姿も圧巻。最上位にきているのは間違いない」と話した。

楽天・長島哲郎スカウト部長も「この直球は捨てがたい。将来15勝、20勝する可能性を持つスケールの大きさは、やはり田中君」とあらためて評価をしていた。

結果の数字は圧巻ものもではないが、投げる球はやはり1番、大学2年時から台頭し、3年夏のプロ野球若手を相手に4回をパーフェクトに抑え、3年秋には5勝0敗、防御率0.00の圧巻のピッチングを見せた。

今年のNO.1はやはり田中正義投手、不動のものだった。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

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当初は12球団が1位指名とまで言われた今ドラフトの超目玉だった田中だが、右肩の違和感で今春リーグ戦を離脱したことで取り巻く状況は一変した。その後、総合力で桜美林大・佐々木千の評価が急上昇。とはいえ、強烈な直球を投じる田中の姿に各球団スカウトは頭を悩ます。巨人の山下哲治スカウト部長は「田中しか投げられない真っすぐ。今年は本当に難しい」と言えば楽天・長島哲郎スカウト部長も「この直球は捨てがたい」と話す。

日米10球団約30人のスカウトは1位候補を目当てに大集結した。巨人・山下スカウト部長が「まだ100%の状態ではないかもしれないが、ストレートの質はいい」と言えば、ロッテの林球団本部長は「最上位(の候補)にきているのは間違いない」とうなった。

プロ9球団が視察する中での投球。阪神は中尾スカウトが見守った。岸監督は「スタンドのスカウトのこともあったかなあ…。気持ちが入っていた。きょうの完投は大きい」と“ドラフト効果”を好投の要因に挙げた。

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