東都リーグ2部では国士舘大の196cmエース・椎野新投手が駒澤大を3安打完封し2勝目を挙げた。
長身エース
椎野新投手は195cm89kgの長身エースとして注目されている。またこの日は、一昨日に続き、駒大のドラフト候補・東野龍二投手との投げ合いとなり、プロ6球団のスカウトが集まった。
椎野投手は1回戦で4回1/3を投げて5失点と乱調だったが、2回戦でリリーフとして登板し2回をノーヒット4奪三振の好投を見せ、辻監督は「きのうの投球を見て、本来のあいつが戻ってきたと思っていた。」とこの日の先発を託した。するとこの日は最速144キロを記録したストレートにスライダーもコントロールされ、駒大打線をわずか3安打に抑え、四球も9回2アウトから1つを許しただけで、二塁を踏ませずに完封した。
スカウト高評価
やや波はあるものの、これで今季2勝目を挙げた。この日視察した阪神の吉野スカウトは「上背があり、バランスよく投げられる。まだまだ伸びしろを感じる」と話した。阪神は国士舘大からは岩崎優投手を獲得している。
先日は横浜DeNAのスカウトも高い評価をしており、なかなかいない長身タイプの右腕として、ドラフト会議では指名がありそうだ。
6球団のスカウトの前で、144キロを計測した直球に、スライダーもさえた。冬場はウエートトレーニングなどで下半身をいじめ抜き、体重は5キロアップ。球威も増した。阪神・吉野スカウトは「上背があり、バランスよく投げられる。まだまだ伸びしろを感じる」と期待した。
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