慶応大・岩見雅紀選手が2打席連続弾、強いプロ志望を表明し広島、オリックスが注目

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慶応大の岩見雅紀選手は、この日の法大戦で2打席連続の推定125m弾を放った。試合後には、プロ入りについて、指名が無ければ野球を辞める覚悟を示した。

2打席連続特大弾

岩見雅紀選手はこの日の法政大戦の6回、先頭打者で打席に入るとレフトスタンド中段にホームランを放つ。そして続く7回、ランナーを一人置いて今度はバックスクリーン左に2ランホームラン、2本とも推定飛距離125mのホームランだった。

岩見選手は前日の2回戦で法政大に敗れたとき、球場の出口で法政大の青木監督と会話し、「明日、いかせてもらいます」と敵将にホームランを予告していたという。その予告を2倍にして見せた。

これで今季は5本塁打となり、東京六大学リーグ通算も14本とし、先輩の横尾俊建選手の通算本塁打数を抜いた。

プロへの思い

この日は広島、オリックスなどのスカウトが視察をし、広島の苑田スカウト部長は「打球の速さや飛距離はプロでもトップクラス。うちのエルドレッドみたい」と評価すると、またオリックス・由田スカウトは「一人だけピンポン球を打っているような感じ。風は全く関係ない」と話し、その長打力と飛距離に高い評価をした。

岩見選手はこの日の試合後に進路について聞かれると、「大久保監督に指名がなければどうするんだと言われましたが、辞めますと言いました」と話し、ドラフト会議で指名が無ければ野球を辞める覚悟で、プロからの指名を待つことを明らかにした。

エルドレッドクラスの選手をプロが指名しないはずはない。右の長距離砲は2位前後で指名される事になりそうだ。

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前日の敗戦後に、球場の出口で法大・青木監督に「明日、いかせてもらいます」と本塁打を“予告”。いずれも推定飛距離125メートルの特大弾で、視察したオリックス・由田スカウトを「一人だけピンポン球を打っているような感じ。風は全く関係ない」とうならせた。

今後の進路についてプロからドラフト指名がなければ野球を辞める覚悟を口にした。「(大久保秀昭)監督から指名がなければどうするんだと言われましたが、“辞めます”と言いました」とプロ一本を宣言した。

今季5本塁打、12打点で打撃部門2冠。リーグ通算14本塁打は、いずれもOBの高木大成(元西武)、横尾俊建(現日本ハム)らを抜き15位タイに浮上。だがチームは勝ち点を落とし「ホームラン2本はうれしいけど、何より勝ちたかった」と悔しさをあらわにした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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