白熱東都2部、青学大・葛川知哉と国士大・椎野新投手の投げ合いに8球団視察

葛川知哉, 小畑尋規, 立正大, 椎野新, 国士舘大, 青山学院大

東都リーグ2部はこの日、青山学院大・葛川知哉投手と、国士舘大・椎野新投手の投げ合いとなり、プロ8球団のスカウトが視察した。立正大もドラフト候補捕手の小畑尋規捕手が攻守で活躍を見せ、優勝に王手をかけた。

ドラフト候補同士の投げ合い

青学大の148キロ右腕・葛川投手と、国士舘大の195cm右腕・椎野投手の投げ合いとなった試合は、共に9回まで1失点に抑えて延長に入ると、延長も14回まで共に投げ切った。

葛川投手はサイドハンドからの130キロ後半の速球を軸に、スライダーなどをコントロールよく投げ、3回に1失点したものの4回から10回まではノーヒットに抑えるなど安定感抜群の投球を見せた。延長に入り12回にソロホームランを浴びて1失点したものの、その裏に味方のソロホームランで追いつくと、葛川投手は13回、14回を無失点に抑え、チームのサヨナラ勝利に貢献した。

186球を投げて6安打10奪三振3四死球で2失点、意識していたという椎野投手との投げ合いに、「投げ勝てたのはよかった」と話した。

対する椎野投手は最速は144キロを記録、球威があり、また得意球もフォークボールも角度よく沈んだ。14回を投げて14三振を奪う力のあるピッチングを見せた。11安打を許しながら粘りを見せたものの、14回は四球でランナーを出すと、盗塁と味方のエラーで3塁まで進ませ、サヨナラヒットを許した。

こちらも196球を投げ、11安打14奪三振、6四死球で自責点は2だった。「勝ちたかった」と悔しさを見せた。

阪神など注目

この日のドラフト候補同士の投げ合いにはプロ8球団のスカウトが視察に訪れ、阪神の吉野スカウトは、椎野投手について「試合を作れるいい投手。球威もある」と話した。

ドラフト上位候補になるには、共にもう一つ何かが欲しいという投手だが、サイドハンドや長身という特徴がある投手で、プロのスカウトがどのように評価するかに注目したい。個人的には椎野投手は指名がありそうで、葛川投手は社会人で活躍してからという印象。

立正大が優勝王手

またこの日は、立正大が駒大に2-1で勝利し、優勝に王手をかけた。

ドラフト候補捕手として名前が挙がる小畑尋規捕手は、4回に先制のタイムリーヒットを打つと、先発した鈴木投手を好リードし1失点に抑え込んだ。

小畑選手は昨年は、黒木優太投手、堀誠投手という好投手二人をリードし、チームを引っ張った。昨年春はチームは連勝で優勝に王手をかけていたが、土壇場で青学大に優勝をさらわれ悔しい思いをした。

今季もこれで開幕7連勝、青学大からも勝ち点を奪っており、優勝に向けて突き進む。

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「意識していた」という国士舘大・椎野とのドラフト候補右腕対決も制し「投げ勝てたのはよかった」と、笑顔を浮かべた葛川。

青学大・葛川とのドラフト候補右腕対決に敗れ「勝ちたかった」と悔しがったが、阪神・吉野スカウトは「試合を作れるいい投手。球威もある」と評価した。

今秋ドラフト候補の小畑尋規捕手(4年・北照)が、四回に先制の右前適時打。リード面でも、1失点で完投した鈴木友也投手(3年・越ケ谷)をアシストした。


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