福岡六大学リーグは、九州共立大が片山勢三選手の2本3ランホームランで、九産大の草場亮太投手を打ち砕き、優勝に王手をかけた。
3ラン2本
片山選手は昨年春に4本塁打でホームラン王となった選手で、長打力に加え選球眼の良さも注目されている。この日は4番DHで出場すると、九産大のプロ注目・草場亮太投手と対戦した。
4回1アウト1,2塁の場面で打席に入った片山選手は、左中間に3ランホームランを放つと、5回1,3塁の場面でも草場投手のスライダーをスタンドに運び、2打席連続となる3ランホームランでチームを逆転勝利に導いた。4打数3安打6打点の活躍だった。
一方、草場投手は3回まではノーヒットに抑える良い立ち上がりを見せていたが、3回に味方が5点を奪うと、4回から球が甘くなり、4回に3失点、5回に4失点しマウンドを降りた。4回2/3を投げて8安打7失点と散々な出来だった。「5点をもらって余裕があるつもりだったが」と反省を口にした。
早めに交代した事で、今日の2回戦での登板も考えられる。勝ち点を奪った方が優勝となるこのカード、草場投手も大学野球選手権で投げたいだろう。
3ラン、3ラン、片山 西日本スポーツ紙面 2017/5/21
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