九産大が優勝、152キロ右腕・草場亮太投手が大学野球選手権へ

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福岡六大学リーグは、九産大vs九共大の試合が行われ、九産大が草場亮太投手の力投で4-1で勝利し優勝した。152キロ右腕・草場亮太投手が全国大会に戻ってきた。

エース

九共大との今カードの初戦、エースとして先発した草場亮太投手だったが、7失点しKOされていた。昨年までは大エースの高良一輝投手(2016年北海道日本ハムドラフト3位)がおり、のびのびと投げていたが、今季はエースとしての重圧がかかった。今季の開幕戦も4失点で途中降板をしており、エースとしての自信は揺らいでいた。

しかし、前日の九共大2回戦でチームメイトが「草場につなげ」と勝利をすると、試合後には「明日は頼むぞ」と次々と声をかけられ、大久保監督も「今日は草場じゃないみたいだった。いつもは絵文字の笑い顔みたいだけど、今日は怒った顔だった」と話すほど、気合のこもった表情でマウンドに向かい、最速148キロの速球などで7回0/3を投げて10奪三振、ホームランによる1失点に抑える力投を見せた。「みんながつないでくれたので、絶対に抑えようと思った」と話し、「やっと結果でエースだと示せた」と話した。

全国へ

昨年の大学野球選手権では、初戦の日体大戦で先発して6回2/3を投げて2安打2奪三振無失点に抑え、大学の公式戦初勝利を飾っている。この日も北海道日本ハムのスカウト陣が視察をするなど注目が続いているが、全国大会でのピッチングに期待が集まる。

また九産大では3年生の岩城駿也選手が今季3号となるホームランを放った。今季は打率.500、25打点の活躍でMVPに輝いた。来年のドラフト候補として注目したい。

九州産業大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

2017年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

草場、雪辱7回0/3 10K 西日本スポーツ紙面 2017/5/23

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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