立命館大・東克樹投手は現時点で社会人も、プロ志望の可能性示唆

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今春に2度目となるノーヒットノーランを達成するなど、152キロの速球を投げる左腕として注目される立命館大・東克樹投手が、現時点では社会人に進む考えであることを述べた。

5勝目

関西学生リーグの同立戦3回戦が行われ、立命大は1回戦で完投勝利をしているエース・東克樹投手が登板すると、最速150キロを記録した速球と切れ味抜群の変化球で、9回4安打7奪三振無四球で完封勝利、今季5勝目を挙げた。

今季は開幕の近大戦で8回4安打1失点と好投するも、チームが完封されて黒星スタートとなった。しかし関学大戦で9回3安打11奪三振1失点で1勝目を挙げると、京大戦でも勝利し、そして続く関大戦の初戦で、9回17奪三振ノーヒットノーランを達成した。同立戦では1回戦で1失点完投し、この日は完封で勝利した。

5勝2敗も防御率は0.47でリーグ2位となった。優勝した近大のエースでドラフト候補左腕の岡田和馬投手が、4勝0敗、防御率0.26でリーグ1位だったが、34回を投げて21奪三振の岡田投手に比べ、東投手は57回を投げて70奪三振と圧倒的な奪三振率を記録した。

進路は?

152キロを投げる左腕投手として、この日も東北楽天などが視察に訪れたが、東投手はこの日、「社会人野球に進むつもりで今はいます」と話した。既に社会人からの内定を得られているのではないかと思う。

しかし「気が変われば、プロ志望届を出すかもしれません。自分の人生は自分で決めたい」と話し、7月の代表合宿やその先の侍ジャパン大学代表などに参加して、自分の実力をプロでできると判断すれば、プロ志望をする可能性も示唆した。

関西学生リーグは投高打低で、リーグで実績を積んだ投手でも社会人に進んで実力を試すといった流れがある。今年のドラフト会議では即戦力投手の数が少なく、代表で実力をチェックしてプロへの進路を期待したい。

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2017年度-関西学生リーグのドラフト候補リスト

この日は楽天などが視察したように、プロからも熱視線を浴びる大学日本代表候補左腕。卒業後の進路に注目が集まる。「社会人野球に進むつもりで今はいますが、気が変われば、プロ志望届を出すかもしれません。自分の人生は自分で決めたい」と東。7月の代表強化合宿などを経て進路を熟考する考えだ。

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