東都大学リーグの1部2部入れ替え戦が行われ、2部1位の立正大が5-1で専修大を下し、昇格に王手をかけた。
高橋礼投手は7回につかまる
専修大の先発はアンダースローの高橋礼投手、大学の下級生の時に、ちょうど今年の大学野球選手権で立教大の1年生アンダースロー・中川颯投手が見せたように、絶対的なリリーフとして活躍し、大学日本代表にも選出された投手だった。
しかし先発に挑戦するも結果がなかなか出ず、今季も先発で2敗し、リリーフでも序盤は失点を重ねるなど0勝2敗、ただし終盤にかけてはリリーフでらしさをみせていた。
この日は先発すると、6回までをノーヒットに抑える好投を見せた。しかし7回に「気持ちが動揺してしまった」ときわどいコースのボール判定に動揺し、4安打を集中されて5失点、チームも1点しか奪えず1-5で敗れた。
阪神スカウト評価も
アンダースローの投手として面白い存在であり、この日も視察した阪神の吉野スカウトは「バットが届くコースで勝負はできていた。あとは体力の部分」と評価した。以前より短いイニングで結果を残すも長いイニングで捕まる所があり、またこの日もボール判定に動揺するなど、精神的な部分の強さがもう少し必要だろう。
プロでもあまりいないアンダーハンド投手として指名を狙う球団もあるかもしれないが、体力と精神力をさらに磨いて、せめて下級生の時のような安心感のある投球ができるようになってからプロ入りしてほしい。
専大・高橋礼七回崩れる…1部残留崖っぷち/野球/デイリースポーツ online 2017/6/13
阪神・吉野スカウトは「バットが届くコースで勝負はできていた。あとは体力の部分」と、成長を期待した。
コメント