侍ジャパン大学代表合宿に9球団スカウト視察

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侍ジャパン大学代表のメンバーが集まり、7月12日からアメリカで行われる日米大学野球に向けて、合宿をスタートさせた。この日は9球団のスカウトが視察に訪れ、練習の様子を見守った。

慶大・岩見選手がサク越え連発

立命大・東克樹投手、明治大・斉藤大将投手、富士大・小林遼捕手、東北福祉大・楠本泰史選手、奈良学園大・宮本丈選手、慶大・岩見雅紀選手、上武大・島田海吏選手など、今年のドラフトで注目される選手が揃う大学代表合宿、この日は練習試合や紅白戦などは無かった模様だが、9球団のスカウトが訪れ、練習を視察した。

慶大の岩見選手は打撃練習でサク越えを連発し、スカウトにアピールをしていた。その岩見選手は、小学生以来というファーストのポジションに入り、善波監督から直接指導を受けていた。善波監督は「スローイングはレフトより良く見えた。自信をもってやって欲しい」と話した。

代表の外野手では、俊足の上武大・島田選手に、昨年も代表で活躍を見せた立命大3年の辰己涼介選手がレギュラーとして出場しそうで、もう1枠を来年のドラフト候補と言われる日大の長沢吉貴選手や、中部学院大・内海大寿選手、そして岩見選手が争う形。打撃なら岩見選手が有力だが、善波監督は一塁やDHで岩見選手を起用する事になりそうだ。

岩見選手も日本の主砲として期待をされている。昨年までは打撃の粗さが指摘される声が多かったが、この春はプロのスカウトからも打球の飛距離を絶賛する声が高まり、粗さがあるが外国人選手並のパワーがある選手として注目されている。代表戦で打撃のアピールをさらにしてゆきたい。

2017年大学日本代表候補選手一覧

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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