仙台大・馬場皐輔投手が17奪三振完封、6球団が視察

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大学生の速球派投手NO.1の呼び声高い、仙台大の馬場皐輔投手が、仙台六大学リーグの東北大戦で、3安打17奪三振完封勝利を挙げた。この日はプロ6球団のスカウトが視察している。

150キロ記録

馬場皐輔投手はこの日、初回に150キロを記録し2者連続三振でスタートを切ると、その後はやや球速を抑えながら縦横2種類のスライダーにスプリットを交えて三振を奪いっていく。9回に再びギアをいれると145キロの速球で3者連続三振を奪い、9回3安打17奪三振の投球を見せた。

馬場投手は「ストレートが抜けたり浮いたりして逆球もあったので50点。投手陣がテーマにしている無四球が一番の収穫」と自己評価をし、「上で勝負したいので合わせるのではなく、社会人を抑えられるピッチングをしたい。もっと思い描く満足できるピッチングがしたい」と高い意識を見せた。

昨年までは初回から飛ばすピッチングだったが、今年からは「欲を出さないようにペース配分する」形で、1試合を投げ切るためのペース配分を考えながら投げており、成長した姿を見せている。

この日はプロ6球団のスカウトが視察、馬場投手は大学生投手ではトップランクに入ってくる投手とみられ、ドラフト会議でも上位での指名も予想される。ただし馬場投手の「社会人を抑えられるピッチングをしたい。」という言葉も気になり、まずは進路について注目をしたい。

2017年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2017年度-仙台六大学リーグのドラフト候補リスト

「上で勝負したいので(大学生に)合わせるのではなく、社会人を抑えられるピッチングをしたい。もっと思い描く満足できるピッチングがしたい」。馬力アップした馬場の進化は止まらない。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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