東大・宮台康平投手は4回途中8失点、6球団スカウトは「ギリギリまで見ていく」

大学野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

東京六大学リーグでは、東大が勝ち点を奪うべく宮台康平投手をマウンドに送った。しかし期待に応えられず4回途中で8失点しKOされた。

満を持して登板も

慶応大との今カードの1回戦で9回2失点で完投勝利を飾ったた158球を投げた宮台康平投手、その後、雨で1日日程が延び、前日の2回戦は登板をせずに中2日でこの日のマウンドに上った。味方打線は初回に1点を奪い先制点で宮台投手を援護した。しかしこの日、宮台投手は球速は142キロしか出ず、3回に岩見雅紀選手に3ランホームランを浴びると4回には打ち込まれて5失点、結局、3回2/3を投げて7安打8失点で降板する事になった。

宮台投手は3回に右ふくらはぎに打球を受けるアクシデントもあった。しかし、「僕が悪い。体の状態は理由じゃない。同じ球、組み立てで投げれば打たれる。」と慶大打線が対策をしてきて、自分の投球を上回る対応をしてきたと完敗を認め、「気持ちで抑えることもできなかった」と話した。

スカウトは最後まで見極め

この日は6球団のスカウトが視察し、北海道日本ハム・大渕スカウト部長は「春に比べて不安がなく、ドラフト直前まで見ていく。中2日の先発はプロにはない。週1回の登板で、と考えることもできる」と話すと、楽天・長島スカウト部長は「悪い印象はない、腕は振れていた。左は貴重。最後まで見極めたい」と話した。

DeNAの河原スカウトも「3ボールから四球を出さなかった。コントロールに自信がつけば、もっと腕を振れるようになる」と評価した。

プロ一本を表明している宮台投手、次節は試合はなく、今週か来週にもプロ志望届を提出する可能性がある。自分の納得のいくピッチングを見せて最後のアピールで、少しでも高い評価でプロ入りをしたい。

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6球団のスカウト陣の前で最速は142キロを計測。楽天・長島スカウト部長は「腕は振れていた。左は貴重。最後まで見極めたい」と期待を込めた。02年秋以来の勝ち点奪取、そしてプロ入りという目標へ。

「僕が悪い。同じ球、組み立てで投げれば打たれる。気持ちで抑えることもできなかった」と猛省。しかしネット裏では6球団が視察。日本ハム・大渕スカウト部長は「春に比べて不安がなく、ドラフト直前まで見ていく。中2日の先発はプロにはない。週1回の登板で、と考えることもできる」と評価した。

打線は03年秋以来、14年ぶりの2桁となる10得点を記録しただけに「勝ち点を取れなかったのは自分の責任」と肩を落とした。楽天の長島哲郎スカウト部長は「悪い印象はない。左は貴重なのでぎりぎりまで見たい」とした。

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