岡山商大の153キロ右腕・近藤弘樹投手が好投し、視察した巨人、阪神、オリックスなど8球団のスカウトが熱視線を送った。
7回無失点
この日は優勝を争う環太平洋大との対戦、最速153キロ右腕の近藤弘樹投手が先発すると、「調子が悪かったので変化球の割合を増やした」と話すように、最速148キロの速球と4種類の変化球を織り交ぜるピッチングを見せた。
4回には1アウト2塁のピンチとなったが、ここで147キロの速球で三振を奪うと、6回も2アウト2塁の場面でギアチェンジし、失点を許さなかった。結局7回を投げて2安打10奪三振無失点、試合は7回まで0-0で雨が強くなり引き分けとなった。
岡田タイプ
この日は近藤投手のドラフト前の最後の投球となるかもしれず、また相手も環太平洋大と全国クラスの実力を持つチームで、8球団のスカウトが視察に訪れた。
巨人の渡辺スカウトは「広島の岡田に似ている。十分、先発ローテで回っていける」と話すと、オリックスの柳川スカウトも「上位候補であることは間違いない」と評価した。阪神は山本スカウトが視察した。
近藤投手は「誰しもがなれるものではないので、僕は挑戦したいと思います」とプロ志望を表明している。天候次第だが23日に試合が行われれば再び先発する事も予想される。
8球団のスカウトが視察する中、直球の最速は148キロを計測。毎回の10三振を奪い「調子が悪かったので変化球の割合を増やした。雨の中ではよく投げられたと思う」と振り返った。
虎熱視線!!8球団スカウト集結、横浜商大・近藤、本物だ デイリースポーツ紙面 2017/10/22
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