ドラフト候補左腕、近大の小寺兼功投手が意気込み示す

大学野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

プロが注目する179cm左腕の近大・小寺兼功投手が、今年の意気込みを語った。

145,6キロは出せるようになりたい

小寺兼功投手は岡山理大付出身で、179cmから最速144キロの速球を投げる左腕投手。常時は140キロ前後でスライダー、チェンジアップの変化球を織り交ぜる投球術のある投手で、1,2年生ではリーグ戦で登板が無かったものの、昨年にリーグ戦で初登板すると、春・秋のリーグ戦で合計6勝を挙げた。

小寺投手は「ウエートが好きなんです」と話し、冬は2日に1回、リーグ戦中も週に2,3回はウエートトレーニングを続けているという。今年の目標については「145、6キロは出せるようになりたい」と話し、球速アップを図ることを示した。

近畿大は一昨年は畠世周投手がドラフト2位で巨人に指名され、1年目の昨年は終盤のローテーション入りする活躍を見せた。また昨年は左腕の岡田和馬投手が147キロの速球などでプロ注目投手となり、今年はJR西日本へ進む。

小寺投手は「畠さんはスイッチが入るとしゃべりかけるなという雰囲気があった。僕も自分の世界に入って、集中して練習したい」と畠選手の取り組む姿勢と、「岡田さんは去年3つタイトルを取っていたので、取れるように」と岡田投手のような活躍を見せることを誓った。

左腕投手という事で球速を140キロ後半に持ってくれば、かなり注目される投手になる。しかし、昨年の岡田投手がプロ志望届を提出したものの指名漏れとなっており、岡田投手と同じくらいの成績を残し、さらに試合での投球内容が評価される事になりそうだ。まずはストレートの力を見せられるピッチングをしてほしい。

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プロ注目の小寺兼功投手(3年=岡山理大付)は「145、6キロは出せるようになりたい」とさらなる成長を誓った。1、2年時はなかなか試合に出場出来なかったが、昨年は春夏合わせて6勝を挙げ、再びプロを目指したいという気持ちが強くなった。投手には珍しく「ウエートが好きなんです」とウエートトレーニングを重ねたほうが、肩周りの動きが良くなるという。

最速144キロ左腕は、2学年上のOB、巨人・畠のようにメリハリをつけた練習でレベルアップを目指す。「畠さんはスイッチが入ると『しゃべりかけるな』という雰囲気があった。僕も自分の世界に入って、集中して練習したい」。2年間、一緒に汗を流した先輩の姿を思い出しながら、自身を追い込んでいくつもりだ。

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