駒大・白銀滉大投手が149キロ、東北楽天、オリックスなど高評価

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駒澤大は、サイドスローのドラフト候補・白銀滉大投手が7回から登板すると、最速149キロを記録した速球で3回1安打無失点の投球を見せ、スタンドに集結していたスカウト陣をあっと言わせた。

149キロ

白銀滉大投手は日体大柏出身の投手で、右サイドハンドからバランスが良く、強い球を投げる投手。これまで最速は146キロだったが、この日は最速149キロを記録した。

春先は肘に痛みがあったという白銀投手だが、「いつでもいける準備はできていました。スピードというより伸びを大事にしたい。」と話し、リリーフとして準備をしていた。「きのうの辻本、きょうの多崎と最上級生で引っ張っていけたらと思っています」と話した。

3回を投げて1安打4奪三振で無失点、無四球と抜群のピッチングだった。立正大のプロ注目・小郷裕哉選手はこの日2安打を打っていたが、三振と中飛に抑え、力でねじ伏せた。

評価急上昇

この日は、東洋大の試合があることもあり、日米13球団50人のスカウトがスタンドにいた。昨年まで2部だった事もあり、白銀投手の1部初登板だったが、東北楽天の仁村徹スカウト副部長は「149キロが出てビックリしたよ。速くなった」と話すと、オリックス古屋英夫編成部副部長も「速いボールを投げるね」と注目をした。

東北楽天は前日も駒澤大の試合を最後まで見ており、白銀投手の登板を待ち構えていた。白銀投手は進路について、「1部は強いチームばかり。そこで通用できたら考えます」と話した。この春に1部で結果を残して、ドラフト上位でプロに入りたい。それだけの力を持っている投手だろう。

駒澤大は4年生の186cmのサイドハンド右腕・多崎蒼司投手が先発し、6回を7安打4奪三振1四球で無失点、白銀投手と完封リレーを飾った。前日も辻本宙夢投手が完投しており、4年生投手陣で2連勝で勝ち点1スタートとなった。今季の台風の目となりそうだ。

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 ネット裏には各球団のスカウト陣がずらり。楽天・仁村徹スカウト副部長は「149キロが出てビックリしたよ。速くなった」と成長を口にした。前日も白銀登板に備えて試合終了まで陣取っていた楽天だけに評価はかなり上昇した様子。オリックス古屋英夫編成部副部長も「速いボールを投げるね」と好印象。昨秋は2部で奮闘し、救援ながら規定投球回を大きく上回りスタミナにも不安はない。進路を聞かれると「1部は強いチームばかり。そこで通用できたら考えます」と、プロも視野に神宮のマウンドに上がる。

前夜、大倉孝一監督の部屋に呼ばれ「神宮のマウンドを楽しまないと損だろ」と言われ、その言葉を胸に1メートル86の長身を折り畳む下手からの投球で奮闘した。「やはり勝ち投手になるのは気持ちいいですね」。7回からはドラフト候補右腕・白銀が3イニングを1安打無失点。完封リレーで6季ぶりに1部での勝ち点を挙げた。

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