駒澤大・白銀滉大投手が力投、東京ヤクルト、巨人が高評価

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東都大学リーグ、駒澤大は5-5で東洋大と引き分けた。4回途中から登板し8つの三振を奪う力投を見せた白銀滉大投手の投球が光った。

149キロリリーフエース

白銀滉大投手は昨年2部で2勝0敗、防御率1.21の成績を残し、チームを1部に昇格された立役者だった。そして1部で迎えた今春は、リリーフで登板して最速149キロを記録、やや横から投げる鋭いストレートが、プロのスカウトからも高い評価をされている。

この日の東洋大戦は先発と二番手投手が打たれて4回まで0-5と点差をつけられた。しかし、4回2アウト2塁の場面で白銀投手が登板すると、9回までの5回1/3を2安打8奪三振で無失点に抑えた。「気持ちの入ったボールで押し切れた」と気合のこもった投球を見せた。

チームも徐々に得点を奪い、6回に5-5の同点に追いつく。8回からは東洋大のドラフト1位候補で154キロ右腕の甲斐野央投手との投げ合いとなったがお互い譲らず、9回同点引き分けとなった。

ヤクルト、巨人スカウト評価

この試合には東京ヤクルトの酒井スカウトが視察し、「投げっぷりがいい」と評価した。また巨人の古城スカウトも、「2連投でもスピードが落ちない。いいボールがいっている」と評価した。力のある変則フォーム投手は、プロでも需要が高いと考えられ、ドラフト会議では早い段階で指名されてくるのではないかと思う。

リーグを代表するリリーフエースの甲斐野投手との投げ合いは、3戦目も、そして今後も続いて行きそうだ。

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プロ注目右腕の白銀がチームの勝ち点獲得へ望みをつなげた。5点差に広げられた四回2死二塁から登板し「気持ちの入ったボールで押し切れた」と5回1/3を無失点8奪三振。直後から味方打線が反撃するなど野手陣の奮起を呼ぶ快投を見せた。ヤクルト・酒井スカウトは「投げっぷりがいい」と最速149キロのリリーフエースを評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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