近大の144キロ左腕・小寺兼功投手が10奪三振完投勝利

近畿大, 小寺兼功

関西学生リーグでは近畿大が立命館大に勝利し、優勝の可能性を残した。プロ注目の144キロ左腕・小寺兼功投手が9回10奪三振1失点の投球を見せた。

ホームラン以外は危なげなし

小寺兼功投手は179cmの左腕で、140キロ前後のストレートにチェンジアップ、スライダーなどキレの良い変化球を投げ、今季は3勝1敗で2試合に完投し1完封と、エースとして安定した投球を見せる。

この日は敗れれば優勝の可能性が遠のく試合だったが、小寺投手が先発すると、2回にソロホームランを打たれた以外は危なげない投球で、9回を6安打1失点、10奪三振の投球で8-1で立命館大に勝利した。「気持ちに余裕があった。打線の援護もあって、試合がつくれてよかった。1試合も落とせないけど、緊張せず投げられた」と話し、味方の援護もあり、またこれまで負けていないという立命館大を相手に相性の良さも見せた。

この日は巨人や阪神など多くの球団のスカウトが、立命館大の辰己涼介選手との対戦に訪れていた。辰巳選手は2安打を許したものの、好投手左腕としての印象をスカウトに植え付けた。

球速などから行くと、今年のドラフトで指名されるならば、昨年に大学生の好投手左腕として東北楽天にドラフト4位で指名された渡辺佑樹投手(横浜商大)のような評価になりそうで、ドラフト4位前後での指名となりそうだが、左腕を育てるのがうまい大阪ガスあたりで、社会人で実績を残しそうな投手でもある。

優勝の可能性を残し、大学野球選手権でアピールができれば、大学生の左腕投手の候補が少ない今年のドラフトで、指名の可能性も高くなりそうだ。

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近大が先勝した。プロ注目左腕の小寺兼功(けんこう、4年)が立命大を6安打1失点10奪三振に抑え、立命大戦は通算4勝目となった。“立命キラー”は「気持ちに余裕があった。打線の援護もあって、試合がつくれてよかった」と、喜びをかみしめた。

近大・小寺が優勝へ望みをつなぐ快投を見せた。「1試合も落とせないけど、緊張せず投げられた」。二回に同点ソロを浴びた場面以外は、危なげない投球で10三振を奪った。チームは残り3試合に全勝すれば、立命大と勝ち点、勝敗で並び、プレーオフとなる。

1-1の5回に、2番牧野慎也内野手(4年=創成館)の勝ち越し2ランを含む6安打で一挙5得点。投げてはプロ注目の小寺兼功投手(4年=岡山理大付)が、6安打1失点10奪三振で完投勝利を挙げた。


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