東洋大、上茶谷大河投手、梅津晃大投手でコールド負け、12球団視察スカウトの評価は

大学野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

東洋大は九州産業大に7回コールドで敗れて姿を消した。上茶谷大河投手、梅津晃大投手の登板に12球団約70人のスカウトが視察をしたが、評価は変わらないという声が上がった。

甲斐野投手登板できず

先発はリーグ戦同様に上茶谷大河投手、しかし杉本監督は「昨日とは別人だった」と話すように、試合前からトイレで嘔吐するなど調子が良くなく、その後、「すっきりしたので大丈夫、行けます」と監督に伝え登板したが、試合後に病院で「細菌性胃腸炎」と診断されるという体調だった。

球速は148キロを記録した。しかし球にキレがなく、2回に3失点すると、3回にも3失点し、2回1/3で7安打6失点。まだ1アウト満塁のピンチで、2番手の梅津晃大投手に「ごめん」とボールを渡した。

梅津投手は今春のリーグ戦で4月10日の中大戦で登板以降、足の故障により登板が無かった。久々の登板となったが、このピンチを抑えられずにランナーを返してしまう。球速は147キロを記録したものの、5回にも1失点し、そして7回、コールドが決まる2ランホームランを浴びた。

おそらく試合終盤は甲斐野央投手が登板する予定だったと思うが、甲斐野投手が登板することなく試合が終わった。梅津投手は「えっ?ていう感じで頭が真っ白になった」と話した。4回1/3で7安打4失点だった。

12球団スカウトの評価は

この日は12球団約70人のスカウトが集結した。

○横浜DeNA・吉田孝司スカウト部長は「上茶谷は今日は良くなかったけど、2人ともドラフト上位候補で間違いない」

○オリックス・長村裕之球団本部長兼編成部長:「上背があってフォークもいい」

○東北楽天・長島スカウト部長:「打たれた、点を取られた、負けたからといって評価は不変。秋まで徹底的に追っていきます」

○中日・中田スカウトディレクター:「梅津くんは本来の力が10としたら、まだ5ぐらい。2人とも素晴らしい素材を持っているし、我々の評価は変わらない」

○阪神・吉野スカウト:「これからの成長に期待したい」

もちろんこの日の登板だけでスカウトの評価は変わらない。上茶谷投手は体調不良だったし、梅津投手は故障明けという事もある。しかし、本当に力があって勝てる所まで行っている投手ならば、それでも結果は残すだろう。ドラフト1位評価は変わらないし、秋はもっと良い投球ができると思うが、上茶谷投手も梅津投手もまだ成長の過程にいる投手、来年からプロ1軍の先発でバリバリやれるとは、まだはっきりとは評価できない。

東都史上初のコールド負けという結果を考え、秋は圧倒的な力で明治神宮大会を制してほしい。

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<スカウトが集結 12球団約60人 上位は変わらぬ> 上茶谷、梅津に最速159キロ右腕・甲斐野を加えた「東洋大150キロトリオ」を目当てに全12球団約60人のスカウトが集結。DeNA・吉田孝司スカウト部長は「上茶谷は今日は良くなかったけど、(梅津と)2人ともドラフト上位候補で間違いない」と変わらぬ評価を口にした。オリックス・長村裕之球団本部長兼編成部長は1メートル87の梅津について「上背があってフォークもいい」と話した。

「調子は悪くなかったが、相手はバットが振れていて、流れを変えられなかった」。まさかの敗戦に梅津はぼう然。上茶谷は試合後に腹痛を訴え、医務室に直行し、その後は埼玉県内の病院で、「細菌性胃腸炎」と診断された。

 実は試合前にエースはトイレで嘔吐していた。「すっきりしたので大丈夫、行けます」と杉本監督に告げ、志願の先発だったが、本調子にはほど遠い内容だった。

ネット裏には日米13球団、約70人のスカウトが集結。楽天・長島スカウト部長は「打たれた、点を取られた、負けたからといって、評価は不変。秋まで徹底的に追っていきます」。中日・中田スカウトディレクターも「梅津くんは本来の力が『10』としたら、まだ『5』ぐらい。2人とも素晴らしい素材を持っているし、我々の評価は変わらない」と更なる成長に期待を込めた。

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