東日本国際大の粟津凱士投手に横浜DeNAが視線送る

大学野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

東日本国際大の粟津凱士投手はこの日、京都学園大を完封しベスト8進出を決めた。安定した制球に横浜DeNAのスカウトが視線を送っている。

130キロ後半も

粟津凱士投手は178cmの右腕投手で、球速は140キロ前半、しかし右のスリークォーターからのキレの良い球と、制球力の高さがあり、リーグ戦では昨年秋に3勝、今年春は5勝0敗の成績を残している。

この日は連投のマウンドとなり、投手から完投を目標とし、テンポよく130キロ後半の速球を投げ込んだ。そのストレートにも緩急をつけ、110キロ、120キロ台の球も見せた。京都学園大に9安打を許したものの要所を抑えて完封、9回を投げて9安打8奪三振無失点という内容だった。

横浜DeNAスカウトが評価

この日視察をした横浜DeNAの武居スカウトは「指名されるチャンスが出てきたのでは」と話し、ドラフト候補として評価をした。

粟津投手は山本学園高校出身で、2年生秋にエースとして山形大会で優勝をしている。しかし3年になるとエースを奪われ、夏の大会はチームは初戦敗退、登板機会が無く高校野球を終えた。

「高校で野球はやめようと思っていた」と話すが、東日本国際大に進学予定だったチームメイトが引退する事となり、変わって入学をしたという。

昨年秋から頭角を現し、エース・船迫大雅投手に匹敵する成績を残すようになった。持ち味を生かして勝ち星を増やしていければ、さらに上のステージにもつながっていきそうだ。

東日本国際大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
全日本大学野球選手権(2018)、3日目の対戦カードと注目選手

前日の初戦では船迫を救援し、完封リレー。連投となったこの日は130キロ台後半の直球に110〜120キロ台で球速を自在に操る魔球を織り交ぜる。9安打を浴びながら最後まで得点を許さず計12回2/3を無失点だ。

 視察したDeNAの武居邦生スカウトは「指名されるチャンスが出てきたのでは」と評した。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント