大学野球選手権で捕手のドラフト候補として注目された太田光選手はこの日、徳山大との試合で延長11回のタイブレークで牽制球が悪送球となり、サヨナラ負けを喫した。
スカウトの評価は上々
この日の徳山大との試合は1-1のまま10回からタイブレークに突入し、10回も共に無失点で11回に入る。プロ注目の4番・太田光選手も当たりが出ず4打数ノーヒットで11回も無失点で裏の守りについた。
ノーアウト1,2塁の場面から始まるタイブレークで、相手のセカンドランナーが飛び出したのを見た太田捕手はすかさずセカンドにけん制球を送ったが、これが悪送球となり、セカンドランナーが一気にホームイン、太田選手にとっては悪夢のサヨナラ負けとなった。
「あそこでいいボールが投げられないのは実力不足です」と悔しさを見せた太田選手だが、今大会はスカウトの評価も高く、この日も中日の中田SDが「キャッチングもしっかりしている。安定感もありすべてを備えている」と評価した。
秋のドラフト会議で捕手の候補として注目される位置まで来ている。捕手が課題となっている中日やソフトバンクなどの球団は獲得を狙ってくるかもしれない。
この日の悔しさをバネにする事ができる。秋も油断の無いプレーを見せてくれるだろう。
太田悪送球負け 日刊スポーツ紙面 2018/6/14
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