明大・森下暢仁投手に埼玉西武・渡辺SD「来年の目玉」

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侍ジャパン大学代表入りした明治大の3年生・森下暢仁投手について、埼玉西武の渡辺SDは、「来年のドラフトの目玉」と評価していることが分かった。

世界を相手に

森下暢仁投手は大分商時代に、3年夏に甲子園に出場できなかったが、侍ジャパンU18代表に選出され、佐藤世那投手や勝俣翔貴選手、平沢大河、清宮幸太郎選手などとともに甲子園でU18ワールドカップを戦った。(2015年・侍ジャパンU18日本代表の選手一覧

プロからも注目されたが明治大に進むと、大学2年生の昨年に、今度は侍ジャパン大学代表に選ばれ、日米大学野球、ユニバーシアードでエースとして登板した。ユニバーシアードでは決勝のアメリカ戦で7回2安打11奪三振無失点の好投を見せ、金メダルに貢献した。

そして3年生となった今年春のリーグ戦では最速154キロを記録し、代表合宿でも1回1安打無失点に抑え、3度目の侍ジャパンのユニフォームを着て日米代役野球、ハーレムベースボールウィークを戦う。

思えばU18代表では甲子園で、決勝戦はアメリカに敗れた。森下投手は主戦級ではなく、目立つ活躍というものは見せられなかった。そして大学では、決勝でアメリカ代表を圧倒してリベンジを果たした。アメリカのメンバーにも当時のU18代表の選手がいるかもしれないが、大きく成長し日本のエースとなった姿を見せている。そして今年もアメリカと戦う。世界を相手にする縁がある。

来年の目玉

この森下投手に対して、来年はドラフトが待っている。埼玉西武の渡辺SDは「まだまだ体も大きくなる。高いポテンシャルを感じる。来年は間違いなくドラフトの目玉になる」と話した。埼玉西武は大分商時代も複数人でチェックをしており、来年のドラフトでは森下投手が本命となりそうだ。

ちなみに来年は高校生投手の当たり年になるとみられている。横浜高校の152キロ左腕・及川雅貴投手や、大船渡の154キロ右腕・佐々木朗希投手には複数球団が指名することは間違いないだろう。他にも、日大三・井上広輝投手や星稜の奥川恭伸投手など、侍ジャパンU18代表の一次候補に6人の2年生投手が入っている。

その中で、森下投手には何球団が1位指名をしてくるか、即戦力右腕として大学生ではトップ、社会人を含めてもトップクラスになりそうで、ドラフトの目玉となるのは間違いない。

今年もアメリカを倒し、そして来年のドラフトでプロ入りして、U18代表だったメンバーとプロの舞台で、日本のエースとなった姿を見せる。

2019年度-大学生のドラフト候補リスト

森下今年も世界へ 西日本スポーツ紙面 2018/6/28

 

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