日体大・松本航投手が日米大学野球新記録の16奪三振、打線沈黙2安打

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日米大学野球第2戦では、今年のドラフト1位候補で日本体育大の松本航投手が先発し、メジャー予備軍を7回3安打16奪三振という圧巻投球で無失点に抑え込んだ。

新記録

松本航投手は、150キロを超えるストレートに、得意のスプリットがさえ、5回までの15アウトのうち、4者連続三振を含む13個の三振を奪った。そして7回も2つの三振を奪い、7回で16奪三振、ヒットも散発の3安打に抑え無失点に抑えた。松本投手は「直球が走っていたので変化球も生きた」と話した。

これまでは、2000年の1戦目で記録した立命館大・山田秋親投手と、2001年の4戦目で記録した東海大・久保裕也投手の15奪三振が1試合の最多奪三振で、その記録を塗り替えた。

松本投手は明石商時代にも1試合20奪三振を記録しており、プロ注目の投手だった。日体大に進学しても1年目からエース格として登板し、これまで2度のリーグ制覇、昨年秋は明治神宮大会で全国制覇をしている。

上原浩治投手は1997年に8回14奪三振、菅野智之投手は2011年に3試合9回2/3を投げて14奪三振、江川卓投手は1975年に6試合24回を投げて24奪三振をしている。松本投手も、偉大な先発と肩を並べる記録を残し、ドラフト1位指名は確実なものとなった。

打線沈黙

しかしこの日は、打線が沈黙してわずか2安打に抑えられ完封された。リリーフした小郷賢人投手が1失点し0-1で敗れた。

1左 逢澤 崚介 明治大  3打数0安打
2二 上川畑 大悟 日本大 3打数0安打
  代打 米満 凪 奈良学園大 1打数0安打
3中 辰己 涼介 立命館大 4打数0安打 
4一 頓宮 裕真 亜細亜大 3打数0安打
5三 伊藤 裕季也 立正大 3打数0安打
6右 佐藤 都志也 東洋大 3打数1安打
7D 勝俣 翔貴 国際武道大 1打数0安打
  代打D 岩城 駿也 九州産業大 1打数0安打
8遊 児玉 亮涼 九州産業大 2打数1安打
9捕 藤野 隼大 立教大  1打数0安打

P  松本 航  日本体育大 7回3安打0失点
P  伊藤 大海 苫小牧駒大 1回0安打0失点
P  小郷 賢人 東海大   2/3回2安打1失点
P  甲斐野 央 東洋大   1/3回0安打0失点

3戦目は日本時間の7日8時より行われる。

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