立命大・辰己涼介選手、山上大輔投手に阪神・巨人・ロッテなど7球団視察

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関西学生リーグが開幕、立命館大はドラフト候補の辰己涼介選手、山上大輔投手が登場し、巨人・千葉ロッテ・阪神など7球団のスカウトが注目した。

辰己選手痛恨のノーヒット

辰己涼介選手はこの日の京都大戦で4番センターで出場したものの、4打数ノーヒットに終わった。辰己選手はリーグ通算104安打を打っているが、リーグ記録の123安打を狙っており、この日のノーヒットに「痛い」と話した。

この日は阪神の熊野スカウト、筒井スカウトなどが視察をした。いよいよ直前となったドラフトも意識するし、リーグ記録への挑戦で気が許せない状況が続く。この日は盗塁にも失敗し、「この試合でヒットを打たないとというプレッシャーが変に出たと思う」と反省した。

一方、150キロ右腕でプロ注目の山上大輔投手は、京都大を相手に最速147キロの速球で14三振を奪い、1失点に抑えて完投した。9回5安打14奪三振1失点という内容だった。しかし「全試合完封を目指していたので」と話し、9回に失った1点を悔やんだ。

山上投手の投球に視察した巨人の岡崎スカウト部長は「まっすぐに力があり、試合を創れる投手」と評価を下。

辰己選手は侍ジャパンでも生田監督から、頭一つ抜けた存在と評価され、チームのリーダーとして戦った。その疲れも残る中で、しかもプレッシャーの多い状況で戦う。まずは1本出れば、気持ちも楽になると思う。記録まで19安打、普通にできれば辰己選手なら到達できる数字だ。

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阪神スカウト視察、辰己ノーヒット デイリースポーツ紙面 2018/9/3

 

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