環太平洋大・侍ジャパン大学代表候補の西山雅貴投手が7回1失点勝利

大学野球ドラフトニュース2019年ドラフトニュース

明治神宮大会・大学の部では、環太平洋大が函館大に2-1で勝利した。侍ジャパン大学代表候補に入った西山雅貴投手が好投を見せた。

侍ジャパン大学代表候補入り右腕

環太平洋大の3年生・西山雅貴投手は、179cmの右腕で最速143キロの速球を投げる。岡山理大付時代はショートとしても強肩を見せていたが、投手としても投げており、1学年先輩には、今年のドラフト会議でオリックスに2位で指名された頓宮裕真選手とバッテリーを組んでいた。

その西山投手はこの冬に行われる侍ジャパン大学代表候補にも選ばれるなど、期待をされている。球速はまだまだだが、球の出どころが見づらいフォームから、得意のツーシームを投げ、カーブ、スライダーのコンビネーションも良い。この日はストレートと変化球の制球が良く、「きょうはいらないと思った」と得意のツーシームを封印し、函館大を7回まで4安打1奪三振1失点と打たせて取るピッチングを見せた。

函館大の福岡美輝投手も140キロを超す速球を投げ、8秋5安打8奪三振で2失点と好投を見せ投手戦となったが、2-1で環太平洋大が勝利し2回戦へ勝ち進んだ。西山投手は来年のドラフト候補に名前が挙がるが、「この秋は結果を残したい」とこの明治神宮大会で結果を残し、そして冬の代表合宿でアピールして、来年はドラフト候補として注目される投手になりたい。

明治神宮大会(2018)大学の部の出場チームと注目選手
侍ジャパン大学代表候補一覧

エースが初戦突破に大きく貢献した。「きょうはいらないと思った」と得意球のツーシームを封印。直球、カーブ、スライダーに球種を絞り、持ち味の制球力で打者を打ち取った。
12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿のメンバー40人にも名を連ねた。目標に掲げるのは、来年のプロ入りだ。岡山理大付時代の先輩でバッテリーも組んでいた亜大・頓宮がオリックスから2位指名されたことにも刺激を受けた。「この秋は結果を残したい」。全国舞台でのアピールに燃えている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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