菅野秀哉投手は東京ガス、伊藤優輔選手は三菱日立パワーシステムズで2年後目指す

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法政大で150キロの速球を投げ、東京六大学通算18勝を挙げた菅野秀哉投手と、中央大で150キロの速球を投げ、東都リーグ通算8勝、3度の入れ替え戦で6試合に登板した伊藤優輔投手が、社会人野球でプロを目指す。

指名漏れ

法政大の菅野秀哉投手はプロ志望届を提出したものの指名漏れとなった。小高工時代から長身から140キロ後半の速球を投げる投手として注目され、東京六大学では1年生から登板し150キロの速球を記録、リーグ通算18勝を挙げていた。

法政大では中山翔太選手が、東京ヤクルトからドラフト2位指名を受けてプロ入りする。中山選手について、「プロに行きたい気持ちが誰よりも強かった。だから、素直にうれしかった」と話し、中山から「待ってるから」と言われたことを話した。

社会人野球では、「1年目からチームの勝利に貢献して、都市対抗優勝を目指したいです」と話し、2年後にプロ入りして中山選手と「対戦できたらいいなと思います」と話した。菅野投手は本格派右腕のいる東京ガスに進む。

ひざにワイヤー

中央大の伊藤優輔投手は、都立の小山台高校で活躍し、センバツ大会にも出場、140キロ中盤の速球を投げる投手として注目されていた。中央大でも1年秋には2勝0敗の成績を残し、150キロを記録した。3年春の試合中にひざを骨折し、秋は登板できなかったが、今年はひざにワイヤーを入れたままで投げ秋は3勝1敗の成績を残した。

また伊藤投手は4年間で3度の入れ替え戦を経験した。しかしその度に力を発揮し、入れ替え戦では6試合に登板34イニングを投げている。敗れれば2部降格という最も過酷な状況だったが3度とも踏ん張り、土壇場力を見せた。「失敗してどうなるかを想像するより、乗り越えた時に自分が成長した姿をポジティブに考えたら結果がついてきた」と話す。

伊藤投手は三菱日立パワーシステムズに進む。まずはひざのワイヤーを除去し、万全の体調で150キロの速球を見せてほしい。「土壇場で発揮できた力を、社会人でも、いつかプロでも出せればなと思います」と話した。

2018年のドラフト候補一覧

プロの舞台で2年後の再会を約束した。ドラフト後、中山から「待ってるから」と声を掛けられた。「(中山は)プロに行きたい気持ちが誰よりも強かった。だから、素直にうれしかった」と祝福した。大学では主砲、エースとして、チームを支えたが、2年後プロ入りを実現し「対戦できたらいいなと思います」と夢をふくらませた。

中大・伊藤「土壇場力」糧に 日刊スポーツ紙面 2018/12/30

 

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