宮崎産業経営大の147キロ右腕・杉尾剛史投手が1回無失点

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宮崎産業経営大が中央大とオープン戦を行い、プロ注目の147キロ右腕・杉尾剛史投手が力を見せた。

昨年大学野球選手権で8回10奪三振

杉尾剛史投手は175cmの右腕で最速は147キロを記録する。昨年の大学野球選手権の創価大戦で8回4安打10奪三振2失点の好投を見せて注目投手となった。宮崎日大出身で、進学時には「他の大学からも誘っていただきましたが、地元で頑張ろうと思いました。」と話し、地元の大学に進んだ。

その杉尾投手はこの日、中央大とのオープン戦に8回から登板すると、1安打を許したものの3つのアウトを内野ゴロに打たせて取り1回1安打無失点に抑えた。雨でぬかるんだグラウンドで、先頭打者がバントをしてきたが素早く反応すると落ち着いて1アウトを奪い、続くバッターにはカーブを続けてサードゴロ、次のバッターには抜けたスライダーをセンター前に運ばれたが、最後の打者にはストレートを続けてショートゴロに打ち取った。

杉尾投手は「僕は身長がないので、球速で勝負するタイプじゃないと思っています。だから、細かい制球やカウントを取れる変化球の質を求めています。」と話し、総合力に磨きをかける。

腕の振りが鋭く、変化球を投げられるとバッターのタイミングをずらすことができるのが武器で、今年もまた全国の舞台に出てきてくれるのではないかと思う。九州地区連盟南部は、なかなか報道がされにくいリーグになるが、西武などのスカウトが足を運んでおり、毎年ドラフト会議で指名される選手が出てくる。杉尾投手も注目される。

2019年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2019年度-九州地区大学リーグのドラフト候補リスト

2死一塁となり、最後の打者は2球続けてストレートを投げ、ショートゴロに仕留めて全8球で中大の攻撃を封じた。「僕は身長がないので、球速で勝負するタイプじゃないと思っています。だから、細かい制球や、カウントを取れる変化球の質を求めています。ワインドアップを試しているのも、いろいろ工夫をしている一環です」。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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