東北公益文科大の背番号76・赤上優人投手が衝撃の153キロ、東北公益文科大に期待高まる

東北公益文科大, 赤上優人, 石森大誠, 伊東凛太郎

東北公益文科大がJR東日本と練習試合を行い、3年生・赤上優人投手が衝撃の153キロ投球を見せた。また先発の178cm左腕・石森大誠投手も最速145キロの投球を見せた。

背番号76が衝撃の153キロ

5回にJR東日本打線が火を噴き、先発の石森大誠投手を攻略し、なおもピンチが続く場面で、赤上優人投手が登板した。赤上投手は173cmとの右腕投手で上背はないものの、投球練習から剛速球を見せる。そしてバッターを迎えると球はうなりを上げ、球速は150キロ台を連発した。

最初は制球が落ち着かず、バッターのインコース高めに浮くボールもあったが、JR東日本の打者は、大学で有名選手だった選手がそろい、多少のインコースにも体を避ける事はないが、赤上投手のインコースには体が反応してしまっていた。そして高めのストレートを空振りし二者連続三振でこのピンチを抑えた。

続く6回から8回も赤上投手が登板を続けたが、最速は153キロを記録、真ん中高めでもJR東日本の打者が合わせるのが精いっぱいだった。そして徐々にストレートも、曲がりの大きなスライダーも低めにいくようになり、低めにも150キロの球で見逃し三振を奪った。3回2/3を投げて4奪三振無失点に抑えた。

赤上投手は背番号76をつける。角館高校時代は2014年の夏の甲子園でチームが出場をしているが、赤上選手は背番号16をつけて1年生ながらベンチ入りをしている。そして2年生春には1番ショートのレギュラーを取り、春季大会でも活躍を見せると、夏の秋田大会も初戦で能代に敗れたが、1番ショートで5打数1安打だった。

そして3年夏も1番ショートとして決勝の大曲工戦では3安打2打点の活躍を見せるなど、26打数8安打5打点という成績が残っている。チームには同学年に150キロ右腕の小木田敦也投手がおり、ショートとして強肩を見せていた。

東北公益文化大に進むと、1年生の春のオープン戦で投手としてリリーフで投げており、昨年もリリーフとして登板をしているが、最速153キロ右腕まで成長し、来年のドラフト候補としてこれから何度も話題になる投手となりそう。遊撃手出身で身のこなしも良く、鋭いライナーも見事に捕球した。取った後のしぐさやオリャーと投げる雰囲気も、十分個性を感じさせる投手でファンも増えそうだ。

秋田では昨夏に金足農が甲子園で準優勝し、吉田輝星投手がドラフト1位指名をされているが、県全体で取り組む選手強化プランによって、明桜の山口航輝選手もプロ入りし、さらに今年のドラフト候補となるTDKの小木田投手、そして来年のドラフト候補にこの赤上投手と、大舘鳳鳴出身で慶応大3年の150キロ左腕・佐藤宏樹投手など、ドラフト候補が目白押し、プロの舞台で秋田出身の先輩・後輩が大活躍をしそうな雰囲気が漂う。

石森投手も145キロ

東北公益文科大の先発は石森大誠投手だった。178cmの左腕で今年のドラフト候補。この日は最速145キロを記録し、こちらも存在感を示した。

ランナーを背負うまでは縦に沈むボールなどを投げ打ち取っていくが、ランナーを背負うと143キロ前後のストレートを投げ込んでくる。そして追い込んでからの決め球に高めのストレートを選び、JR東日本の強打者から空振り三振を奪った。

5回に入り、さすがのJR東日本打線に攻略され、また守備が粗い事もあり4回1/3で7点を失ったものの、この結果で見られるような内容ではない。短いイニングなら十分抑えきる能力があり、これから夏に向けて長いイニングでも抑えられるようになれば、リーグ戦でも結果を残せるかもしれない。

捕手の伊東凛太郎選手も速い球を受け、またセカンドのスローイングもコントロールが良い選手だった。良い投手にはキャッチャーの存在も大きく、伊東捕手もそして野手陣も、刺激を受けて磨かれていくかもしれない。

大きな可能性を持った東北公益文科大に今後も注目したい。

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