東京六大学が明日開幕、4年生のプロ注目選手を紹介します

大学野球ドラフトニュース2019年ドラフトニュース

2019年の東京六大学リーグが明日開幕します。プロ注目選手を紹介します。

法政大学

選手名 守備 投打 身長体重 ドラフト指名予想
宇草孔基 外野手 右左 183cm71kg 指名可能性あり
船曳海 外野手 右左 182cm73kg 活躍期待
伊藤寛士 捕手 右右 173cm90kg 活躍期待
福田光輝 内野手 右左 176cm80kg 活躍期待
内沢航大 投手 右左 195cm92kg 活躍期待
朝山広憲 投手 右左 176cm79kg 活躍期待

4年生のドラフト候補の中で宇草選手はオープン戦でも鋭い打球を飛ばし、持ち前の俊足を見せていた。身体能力の高い選手として高校時から注目されていた。ただし、昨年の向山選手があれだけ活躍をしても指名漏れとなった状況で指名確実へのハードルは高い。

主将の福田選手、船曳選手も堅実なプレーを見せられる他、中京大中京時に長打力を注目された伊藤選手、195cmの内沢投手など期待されながら結果を残せてない選手も、今後につながるプレーを見せたい。投手は朝山投手が130キロ中盤から後半だが強い球と粘りのある投球を見せており、2年生の三浦銀二投手とともに主戦格として投げそうだ。ただしプロを意識するには球速や変化球はレベルアップが必要。

法政大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

早稲田大

選手名 守備 投打 身長体重 ドラフト指名予想
加藤雅樹 外野手 右左 185cm85kg 活躍期待
檜村篤史 内野手 右右 180cm72kg 指名可能性あり
小藤翼 捕手 右左 182cm81kg 活躍期待
竹田和真 投手 右右 181cm78kg 活躍期待
福岡高輝 内野手 右左 174cm74kg 活躍期待

小宮山監督就任で、これまでのレギュラー陣と大きく変わってくる可能性もある。その中で主将の加藤選手、副主将の小藤選手は信頼が厚く、小藤選手はレギュラー捕手としての活躍が見られるかもしれない。しかし加藤選手、小藤選手とも高校時に期待されたくらいの成績はまだ残せておらず、ドラフト会議で指名されるにはこの春にホームラン5本、首位打者などの活躍が必要だろう。

檜村選手は大型遊撃手としての価値が高く、長打力もあるためドラフト指名の可能性が近い。竹田投手は146キロの力のある球を投げるものの、3年生の早川隆久投手と今西拓弥投手、2年生の徳山壮磨投手が実績もあり、この壁を越えてアピールするには150キロを記録するしかない。

早稲田大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

慶応大

選手名 守備 投打 身長体重 ドラフト指名予想
郡司裕也 捕手 右右 180cm80kg 指名確実
柳町達 外野手 右左 180cm72kg 指名可能性高い
高橋亮吾 投手 右右 180cm80kg 指名可能性あり
高橋佑樹 投手 左左 175cm72kg レベルアップ期待
石井雄也 投手 右右 175cm75kg 活躍期待
津留崎大成 投手 右右 177cm78kg 活躍期待
中村健人 外野手 右右 180cm82kg 活躍期待

6大学の中で最も4年生の戦力が充実している。郡司捕手は1年時からマスクを被り、とにかく多くの投手の球を受けてきた。打撃ではもう少し欲しい所もあるが、高校時からの評価も高くドラフト会議での指名が確実視される。ただし、上位指名には主に打撃で活躍が必要。

柳町選手も高い身体能力と1年時に見せた活躍の印象が強い。コンスタントに結果を残す選手で成績のブレが無いもの特徴。何度も内野に挑戦しているが今年も外野の一角となりそう。足と肩もありドラフト会議での指名は高い。また中村選手は昨秋に5本塁打を放った。今年春に結果を残せば、山本泰寛選手のように指名があるかもしれない。

高橋亮投手は150キロの球速を投げる。先発で長いイニングというよりはリリーフで重い速球を見せるが、この春のオープン戦でも150キロを記録しており、球速の更新が期待される。153キロくらいまで伸ばせば指名可能性は高くなる。一方、高橋佑投手は昨年6勝の成績は抜群。ただし体が大きくなく球速も140キロ前後で、プロ入りするには球速アップと抜群の変化球や制球力が必要となる。石井投手は制球力とメンタル、津留崎投手は球威があり活躍次第で注目される存在となりそうだ。

慶応義塾大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

明治大

選手名 守備 投打 身長体重 ドラフト指名予想
森下暢仁 投手 右右 180cm73kg 1位指名確実
伊勢大夢 投手 右右 182cm76kg 指名可能性あり
長江理貴 投手 右左 181cm84kg 活躍期待
和田慎吾 外野手 右右 187cm95kg 活躍期待
内山竣 外野手 左左 175cm74kg 活躍期待

リーグを代表するエースがいる。森下投手は154キロの速球を投げ、大学代表でもエース格を務めた。リーグ戦で圧巻の投球が見せられていないが、高校時代からの積み上げもありドラフト1位指名は確実と言える。また伊勢投手はやや横から140キロ後半の力のある球を投げ、プロでもリリーフで欲しいというチームが出てきそうな投手。長江投手も力のある球を投げるがまだ実績不足。

打者では和田選手がスケールが大きく、常総学院時代から爆発力のある打撃を見せていた。まだ東京六大学リーグでホームランを見せられておらずこの春は一気に5本塁打など開花を期待したい。内山選手は静岡高校時代から抜群の身体能力に注目されていた。昨秋にようやく成績を残し、打率.348を記録しており、この春に一気にブレークするかもしれない。

明治大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

立教大

選手名 守備 投打 身長体重 ドラフト指名予想
藤野隼大 捕手 右右 180cm80kg 指名可能性高い
手塚周 投手 右左 180cm75kg レベルアップ期待
田中誠也 投手 左左 173cm65kg レベルアップ期待

藤野選手は下級生時代から長打力を見せている。また捕手としても侍ジャパンで東海大の海野隆司捕手に代わってスタメンマスクを被るなど、総合的に良いものを持っているのだと思う。ただし長打も昨年秋は0本に終わりリーグ通算は現在6本塁打。今年中にせめて10本、できれば15本くらいまで伸ばしたい。

またチームを引っ張ってきた手塚投手、田中投手の左右のエースもいよいよ最終学年。田中投手は通算10勝、手塚投手も通算6勝と実績があるが、ともに140キロ中盤をマークするタイプの投手ではないため、実績とともに全体的なレベルアップを期待したい。昨年の早稲田大・小島投手が秋に140キロ後半を連発してドラフト会議で指名されたように。

立教大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

東京大

選手名 守備 投打 身長体重 ドラフト指名予想
辻居新平 外野手 右右 177cm80kg 活躍期待

辻居選手は昨年秋に1本塁打に打率.308を記録している。高校時は軟式でプレーをしており、東京六大学のレベルに最初はついていけなかったが、徐々に150キロ近い球も打てる力をつけた。50m6.2秒の足、遠投100mの強肩もあり、東大の冠が無くても十分評価される選手。

東京大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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