日大3年・小谷野楽夕投手が148キロ、8回3安打1失点完投

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東都リーグ2部では日大が拓大に勝利、3年生の149キロ右腕・小谷野楽夕投手が先発し8回3安打1失点の好投を見せた。

スリークォーターで

小谷野楽夕投手は日大三時代に180cmから140キロ台中盤の速球を投げ、成長途中の選手として注目されていた。日本大に進むと球速を149キロまで伸ばしている。

元々スリークォーターだったが、大学では上から振り下ろす事を意識し上から投げていた。しかし、先週の専修大戦で4回7奪三振も3安打3四球と制球が定まらず、中3日でフォームを高校時代に戻した。「タテ振りから横振りのイメージで、コントロールを意識した」と話す。

それでもこの日、球速は148キロを記録、カットボール、スライダー、スプリットの他、ナックル、パームなど7種類の変化球も投げて拓大打線をほんろうし、8回には2アウト3塁のピンチを迎えたが146キロのストレートで三振を奪った。8回3安打5奪三振1失点、2回に浴びたソロホームランの1点のみに抑えた。

この日は8球団16人のスカウトが視察に訪れており、プロ志望の小谷野投手はアピールすることができた。ただし、来年のドラフト上位指名を狙うには、1部でどのくらい活躍できるかという事にもなる。今年中にチームを1部に上げたい。

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12日の専大戦から中3日で右腕の位置を下げ、高校時代のスリークオーターに変更。「タテ振りから横振りのイメージで、コントロールを意識した」。自己最速にあと1キロに迫る148キロに、ナックル、パームなど7種の変化球を織り交ぜた。8回2死三塁でも、99球目に146キロで見逃し三振。「チームに勢いをつけられる投球がしたかった」と胸を張った。

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