東北福祉大・津森宥紀投手はプロ一本「ドラフトは楽しみ」

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東北福祉大のリリーフエース・津森宥紀投手が、進路についてプロ一本に絞っていることが分かった。

昨年の大学野球選手権MVP

津森宥紀投手は和歌山東時代に143キロの速球を投げるサイドハンドとして注目され、東北福祉大に進むと1年春から活躍し、その年の大学代表候補合宿に召集された。そして翌年春は4勝1敗の成績を残すと再び代表合宿に参加し、2年生で代表入りを果たす。日米大学野球では1試合、2/3回を投げている。

そして3年生となった2018年は故障もありリーグ戦では2試合4イニングしか登板しなかったものの、大学野球選手権では白鴎大戦で先発し、10回3安打7奪三振、自責点0の投球を見せるなど、エースとして140キロ後半の速球を投げ込み、準決勝の慶応大戦、決勝の国際武道大戦でもリリーフで長いイニングを抑え、チームを日本一に導いた。津森投手もMVPを獲得した。

そうして迎えた今年、年初にはプロでのリリーフで期待できる投手として注目をされたものの、春のリーグ戦は故障は無かったが20イニングの登板にとどまり、そうして迎えた大学野球選手権では準々決勝の佛教大戦で3点リードの場面で登板したものの、3イニングで8安打4失点、昨年のような球の強さが感じられず、最後はサヨナラスクイズで逆転負けをした。大塚監督は「春は僕の調整ミス。あまり投げさせず、これくらいならやれるんじゃないかと思っていた」と話している。

プロへ

津森投手は進路をプロ一本に絞った。「ドラフトは楽しみ。結果がどうなるかという不安はあるが、あの世界に入って活躍することも楽しみ」とプロへの思いを強くする。そして夏場はほぼ毎日100球近くの投げ込みをし、整骨院に通って体調管理をしている。

今年の春に評価を上げることは出来なかったものの、昨年までの評価は高く、この秋はプロでやれるかの最後の判断のために、スカウト陣が大勢押し寄せそうだ。元西武ライオンズの大塚監督も「嫌な思いをして卒業するのではなく、なんとか良い形で卒業してほしい」と話す。

先発が完投することが珍しくなった現在のプロ野球でリリーフは大勢必要となっている。サイドから149キロの速球を投げる津森投手への需要は多いと思う。ドラフト会議では3位前後での指名が予想される。

2019年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2019年度-仙台六大学リーグのドラフト候補リスト

夏場もほぼ毎日100球近く投げ込み、オフも整骨院に通うなど体調管理に努めた。進路はプロ一本に絞り、「ドラフトは楽しみ。結果がどうなるかという不安はあるが、あの世界に入って活躍することも楽しみ」と、夢に胸を膨らませて10月17日のドラフト会議を待つ。大塚監督も「津森の最後の年なので、嫌な思いをして卒業するのではなく、なんとか良い形で卒業してほしい」と願った。

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