侍ジャパンU18代表、佐々木投手・奥川投手はノースローも永田監督「いい報告」

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韓国入りした侍ジャパンU18代表は、初日の練習を行ったが、奥川恭伸投手、佐々木朗希投手はノースローで、今日から9月3日までの一次ラウンドでの登板の可能性は低くなった。

ノースロー

血マメの影響で佐々木朗希投手は、この日はキャッチボールも行わずに、ポール間走、ストレッチなどを行い2時間汗を流した。「スタッフさんと相談しながらですけど、投げられるときに早めに投げたい」と話し、投げたい気持ちを持ちつつも、まだグッと抑えている。

一方、奥川恭伸投手はキャッチボールを行ったものの、本格的な投球はせず、佐々木投手と一緒にポール間走など走るメニューをこなした。奥川投手は27日からキャッチボールをしているが、「投げたいですが無理もできない」と、まだ甲子園の疲れを取る状態となっている。

このままのペースで行くと、今日から9月3日までの1次ラウンドだけでなく、5日~7日のスーパーラウンドの登板も危ういのではという声も出てくるが、永田監督は「外科や理学療法士の先生がおられるので毎日のように状態を聞きながら考える。いい報告は受けている」と話し、佐々木投手の血マメが回復に近づいていると報告を受けており、スーパーラウンドに向けて1日くらいには投球を再開するのではないかとみられる。

しかし、一次ラウンドの結果が決勝進出の勝敗に反映されるため、アメリカ戦はもちろん、台湾、パナマの試合も非常に重要で、特に昨年敗れている台湾戦は決勝進出のための大きなカギとなる。リリーフの飯塚脩人投手の状態が良い事から、西純矢投手、前佑囲斗投手などの継投で臨むかもしれないが、奥川投手は今日にも投球を再開すれば、9月2日の台湾戦では登板してくる可能性もある。

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永田監督はノースローで調整した佐々木の状態について「外科や理学療法士の先生がおられるので毎日のように状態を聞きながら考える。いい報告は受けている」と前向きに話した。

26日の大学日本代表との壮行試合で血マメを悪化させた。ばんそうこうの上からテーピングを施し、患部を保護しているが、投球練習再開については「スタッフと話して、投げるタイミングを決めたい」と慎重。前日には1次ラウンドのヤマ場となる9月1日の米国戦に向けての意気込みを口にしたが、この現状が続けば、1次ラウンド5試合の回避だけでなく、スーパーラウンドでの登板にも黄信号がともる。

3日までに5試合を戦う1次リーグで登板する可能性は低いが「いよいよ始まるなという感じ。しっかり自分のやれることをやって、どんな形でもチームに貢献しないと自分がここにいる意味がない」と気を引き締めた。

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